2004-01-01から1年間の記事一覧
コンビニで雑誌とオレンジジュースと酒を買って暗い部屋をあけたらくしゃくしゃになって足下に丸まってた毛布を拾いあげバサバサと空気を通したら湿気とともに先刻までこれにくるまって寝ていたであろう人の汗の香りがふわりと散ってアア今夜ひとりなんだと…
カゼのウイルスが関節に入り込んでぎくしゃくぎくしゃくと歩くたびにブリキのロボットみたいに体がきしみ背中が痛むんでピップエレキバンなど筋に貼って少しだけ楽になったところでビールとマカロニ食べたらニッコリと柔らかく笑うフカフカのくまプーさん抱…
引っ越してから2ヶ月近くになってもまだ10個前後のダンボールが未開封だけど生活にはほとんど支障がなくこのまま捨ててしまってももしかしていいのかもしれないけど次の引越しにもこのままガムテープでフタしめて持っていってしまうかもしれないと狭い部屋で…
小田急線のこっち側からあっち側に渡る開かずの踏み切りはそこだけ小高い丘になってて坂の下からウンセウンセとペダル踏み抜いていっきに横切れればいいが閉まってしまうと自転車おりてウンセウンセと歩いて登らなければならずでっかいトラックと子供乗っけ…
台風どどーっと通り過ぎたあとも低気圧の後遺症がカラダに残り眠気はすごいし食欲はほとんどないしでそれでも昼ごはん食べねば午後やっていけないから外に出てぼんやり並んでなぜかマックグランを注文。野菜生活のまずにいられない。バリューセットはさすが…
室内干しモードだと洗濯が終わるまで2時間もかかるし普通モードだと折角洗ったデニムシャツも乾くまで丸2日かかってそのうち水くさくなっちゃうし今夜またまた台風直撃まったくいつになったら心おきなく洗濯と布団干しができるのか憂鬱なんでせめてバスルー…
せっかく明るい陽射しが差し込む朝なのに眠たがりのシュガーはまぶしいプーと布団を両手両足で巻き込んで壁向いてしまうし恥ずかしがりやのシュガーは女の子の目をまっすぐ見つめることができずいつも照れて下を向きながら話してしまうの。エビアンのまずに…
家の守り神だといわれるクモは見るたびに違うヒトのようだしいつのまにかガが天井にはりついてたり洗面所のドアをあけたら5センチ長のGがじたばたじたばたと慌しく逃げ惑っていたりしたのだがこれらはいったいどこから入ってきたんだろうそしてあとどれぐら…
目がさめると軽いいびきをプープーかきながら爆睡する人が横にいてするっと起き上がり水を飲んでそばに戻るとくるりと両腕を回してもとの場所に絡め取られてまた夢の中。「アロマダーク」飲まずにいられない。ダイドー缶コーヒーの新製品らしい。シュガーは…
一瞬の晴れ間に喜んで引越し以来はじめて窓の外に洗濯物を干して出かけたけどやっぱり薄曇りの日みたいで果たして無事乾いてくれるかどうかおまけに台風がまた来るっていうじゃなぁいそりゃ傘屋や服屋は儲かるかもしれないけどそろそろ限界いい加減に秋晴れ…
朝起きたら部屋じゅうがぐるぐるぐるぐる回っててヤベエ自律神経が暴走してると心の手綱を握るかわりに目を閉じ静かに息を吸って吐いてそれでもまだ目が回ってるから会社にすいません11時半出社でと電話をした。DAKARAのまずにいられない。具合が悪い時、気…
総務や別部署の人たちは4連休もしやがってるのにアア着メロ部隊は祝日がつぶれ創立記念日もつぶれこうやって貧相な弁当をディスプレイの前で食いながら愚痴なんてこぼしてみるのさぽろぽろぽろ。お茶をのまずにいられない。って休憩してる間にまたミス発覚。…
この10年で最大の台風が首都圏を直撃ですとテレビで夜通し脅かされ電車も飛行機もぞくぞく運休しきっとモノレールなんか1日じゅう止まっちゃうだろうよと湾岸あたりで催されるキリンジ追加公演をあきらめ一晩部屋にこもりっきりになること予想して午前中から…
連日残業が続き毎回1杯触発のデンジャラスな空腹を抱えてインターネットの近所つながりで教えてもらったイイ感じの店に行ってみようと夜中の下北沢をうろうろ歩くが駅をはさんで向こう側の店が多く遠いってこととイザ飲み屋に入ったらついダイエットを考えツ…
二日連続でいい天気ひんやりと心地よい風で坂を勢いよく自転車でかけおり開かずの踏切もちょうどよくくぐりぬけ少しのぼってさらにバーンとかけおりいい気持ちで出勤したら真っ赤な目をした年下の上司が徹夜明けだと暗い顔をして待っていた。固唾をのまずに…
出勤1時間前から土鍋ごはん炊いておべんとこさえてシャワーあびて洗濯機回して洗面所の床そうじまでしたのによくぞ遅刻しなかったと思うそれはすべて上機嫌なシュガーがうちに遊びにきて嬉しくてお酒一緒に飲んで久しぶりに何も考えずスイースイ深く眠ったか…
銀行わきに留めっぱなしの自転車は雨にぬれ洗濯物は急な気温低下でちっとも乾かず長袖の服なんかぜんぜんなくて夜更けに薄い掛け布団ひとつで寝たら寒さで目が覚めてアア毛布なんかついこないだ真空パックしたばかりなのにと震えながらぼやく。（そんな寒さ…
閃光まじりの視線のもとを向けばスターになれるのにそれを拒否して背中を向けかき割りの青空をまっすぐに見つめて寸足らずの翼をひろげるペンギンのけなげさよ。あまりに寒くてほうじ茶のまずにいられない。日曜日の江ノ島はかなりの雨と風ですぐびちょびち…
約束の予定より少しずつ少しずついろんなものが先延ばしになっていてすべてのたるみが日曜日の夜中に寄ってきて疲れの抜けない体のまま次の週を迎えてまた次の週末を心待ちにする。ミルクティーのまずにいられない。休日の栄養補給は、チクテカフェの作りた…
昼めしあとの午後二時は 気分もゆるんで目も重く 重いまぶたをこじあけて 凝視したとて目にいらず。ダイドー缶コーヒーのまずにいられない。ジョージアやキリンは飲みすぎて飽きちゃったから、最近はここの酒樽みたいな形したやつを買ってる。給料日だけど財…
小雨ふる帰り道晩酌の友にとDVDを借りたくなったがあいにくスコールのようなドシャ降りに見舞われ自転車の私は前面から轟々と水を浴びエーンエーンと幼子のような泣き声を心の中であげながらつるつるすべる坂をぎりぎりと登った。ダイエットビールのまずにい…
雲の冠をうっすらまとった中秋の名月を見上げつつ一人でふらりと入ったチクテカフェの裏側の小料理屋さんはクウネルや天然生活に出てきそうなほどオシャレなたたずまいで美人のお姉さんふたりが供してくれたのは玉子焼きとおしんことビール1本とカクテル1杯…
朝起きた直後からグッタリしているのは今年の長い長い長い長い長い夏に体の芯からバッテバテだからであって新居にネムリノジュモンがかけられているわけではなかろうが森と化した大家の巨大な庭からサワサワと木葉の揺れる音に包まれたこの部屋はやっぱなに…
不安や疑問を口にしたとたんに3年近くもの時間がダイナマイト仕掛けた旧い家みたいにあっけなく壊れちゃいそうで沈黙や皮肉に変調した言葉ばかり言っていたら目と顔の形が変わってしまった。テキーラ飲まずにいられなかった。たくさん飲まずにいられなかった…
離された手は永遠につなげなくなるわけではない。右の腕と左の腕をひらき胸をあけて待とう。ひらいていればいつか誰かと手をつなげる。それが知らない人か今おもう人かただ近くにいるだけの知人かは、明日になってみなければわからない。ぼくにできるのはた…
しあわせ芝居の舞台裏は電話してるのがワタシだけであの人からくることもないとか会いたがるのはワタシひとりあの人からくることはないとかそういう歌があったよね。もうなにも呑まない。毛布と愛でお互いを気遣いながらやわらかく包みあえる本当のベターハ…
たまご１個ゆでる気力さえなくてもその人に会うために台風の向かい風をくらって横飛びしながらもダッシュできるのはなにも私だけじゃない恋してたら誰でもできることだと知っている。氷結オレンジ飲まずにいられない。ちょっと前に会社を辞めたヤツから深夜…
やっぱりゆうべは午前様で夜飯も食べられず氷結レモンとか飲んでオリンピックながめてクールダウンしてたけどどうにもやるせなくなって台所に立ち玉葱ドカドカ切りジャガイモとニンジン皮つきのまんまドカドカ切り安売り牛肉と一緒にばりばり炒めて水入れて…
ごはんだけ炊いて江戸むらさきとふりかけかけて持ってきたはいいがいざ惣菜をとクソ暑いアスファルト道をウロつくもローソンもセブンイレブンもチコマートも午後1時過ぎじゃ品薄でチッいっそごはん持参せず吉野家ですませりゃ安かったとぼやきつつ10分かけて…
日付かわってやっと帰宅した後どうにも眠れなくてだらだら呑んで雑誌読んでサンゴー缶３つ開けたところで窓を見やったら外が思い切り明るくなっててちょいびびった。こんな暑い休日はやっぱビール呑まずにいられない。きのうは段取りとお膳だてと取りまとめ…
