2005-01-01から1年間の記事一覧

それでも節目の料理は作るし酒ものまずにいられない

のんびり料理作る時間も気力も残されていないのだが脳内日本人がソレハマカリナラヌと警告を発しスーパーのカゴに酒類を放り込んでいるのに豚肉やミツバやタケノコの合いの手が入りレジ待ちのカゴの中にはきちんとお節や雑煮の材料が揃っていた。ビールのま…

フライデーズ・フライデー・ナイト

ファストフードのマニュアルサービスはうんざりするがかと言って堅苦しいマナーを問われる懐石やディナーも値踏みされているようで居心地が悪い我々は洋楽有線流れるファミレスで彼女たちなりに丁寧でフレンドリーなサービスを受けるのが一番分相応なのかも…

暴食前の白い粥

弁当用の冷凍ご飯をコロリと土鍋に入れて水を注ぎコトコト煮込めば今年の戦いに疲れた頭とハートと胃袋をほっくりあたためる白粥となり湯気が消えないうちにとカメラを用意しどんぶりを抱え窓辺に移動しあわてて撮ったユラユラは儚く朝の寒気のなかに消えて…

君だけがツライんじゃない。みんな辛いんだ。

冒頭の兄さんは、最近になって社内で大事な役目を頼まれた。もともとエース級の仕事をする人なのだが、個人の作曲活動で食うために、ずっと契約社員扱いだった。制作実務だけに専念していたのに、会社の都合で突然責任職を押しつけられてしまった状態。傍目…

たばこをやめたら酒のみになった男

半年前にニコチンきついタバコをニコレットですっぱり止めた兄さんは長身渋めのナイスガイだが最近食事がうまくてたまらないと前回まで殆ど手をつけなかった宴会料理の鍋物を箸ノンストップで食べビール瓶を傍らにkeepしてどくどくと飲み必ず一次会でスマー…

フリスク・カバーに相好を崩す

メンソールの「フリスク」にシールがついていた。3種類ぐらいあったが、「?」と首をかしげた犬のデザインを選ぶ。仕事の合間にフリスクをシャカシャカするたびに、ほのぼの。

コンテストに向かない芸人ばかり好きになる

M-1って年々盛り上がっているようだけど、どうも見る気がしない。でも優勝の行方だけは気になり、ニュースなどチェックしてみたら、よく知らない具ループが獲ったようだ。ブラックマヨネーズってどんなネタなんだろう。優勝候補の南海キャンディーズは決勝最…

ひどく寒かった日のノリだんだん

あまりにも寒すぎる。窓だけでなく、ドアも洗面所も結露する勢いだ。寝起きの体は冬眠状態で、なかなか起きられない。それでも前日、飯だけは炊き、油揚げの湯通しだけは済ませてあった。サトイモの油揚げコロッケ風の予定だったが、そんなの作る余裕はなく…

壊れかけのRADIOSTARの悲劇

朝も夜も真夜中もたぶん昼も30人弱ぐらいのお笑い芸人の兄ちゃんたちが連日出づっぱりで大層人気じゃないのと思うがしかし芸歴も長くヒット作も飛ばしたがあと一歩が弾けなかったグループがその若手芸人の集団の端にひっそりと居るのを見かけその彼らとうっ…

ムーミンママになりたい

部屋をあたため、スープを欠かさず、香ばしいパンを焼き、こざっぱりとテーブルを片付けて、用事をすませた家族が一目散に帰ってきたくなるような食卓が作れたらどんなに幸せだろう。 クリスマス連休初日は、昔の恋人から送り返された膨大な荷物をほどいてい…

堀込兄の声を目覚ましに設定してみた

すちゃぽこ、すちゃぽこ・・・「ぱーぅえぃどぅー」と、地中深くからサーカスが湧き出すような不快感で目が覚めた。爽やかな声なのに、涼やかな曲なのに、なぜだろうこのゾクッとする感覚は。ガタイの良い黒ブチメガネの兄貴がブリーフ一丁で枕元に近づいて…

「のまいら」レイアウト修正

PCでの閲覧を主体に考えていたので、1ページに7日分もつながっている。携帯によっては読みこめないらしいので、短く設定しなおし。はてなってPCと携帯、どっちの読者が多いんだろうな。

今晩はたっぷりご飯を炊こう

本格的に冷蔵庫ストックの整理。●冷凍焼けして味の落ちたインゲンと人参を煎りつけ、ゴマとツナと醤油で味付け。仕事納めの日までに味を変えつつ食べきる予定。●ちょびっと残った切干を戻し、万能ねぎとツナで大きく丸い卵焼きに。戻し汁とめんつゆを入れた…

ムーミントロールの冬眠はいつ解ける

絶叫マシーンの影とGacktファンのコスプレを掻き分けながらいちばん奥まで進んでムーミン谷のレストランにたどりついたら順番待ちの人が外まであふれてて行列苦手な僕たちは隣のパン屋でクリィムシチュータルトを買って吹きさらしのプラスティックベンチで頬…

静かな優しさは陽の目を見ないことが多く

はしたなくも丼を持ち上げムシムシと食べていたら、隣に疲れきった様子の男の子が座った。豚キムチ丼とゴボウサラダを力なく頼んだら、同僚らしき男の子が割り込んできた。彼は焼肉丼を注文。「少し時間かかりますけど?」「ああいいですよ」と告げ、ぐった…

吉野家の斜陽

拙の生活はここのところ「いつもの」か「ひさびさ」しかなく、「はじめて」がない。それだけ刺激がなくルーチン化した生活なのだろう。今日は弁当を作りそこね、「ひさびさ」の吉野家。つくづく思うに、カウンターだけの店に伝票制度は不要だと思う。キャッ…

恋する世田谷代表

ヤラセで仕込みで感動する者が馬鹿をみるといわれるドキュメンタリーバラエティーも仕事疲れの頭には丁度よくビール飲みながら今晩で帰国という恋する日本代表の姿を見てほろりとするのは大根役者ぞろいのミュージカルでも会場の雰囲気にさえなじめば結構楽…

カフェインと体の相性

ネットで夜更かししたせいか、眠くて眠くて仕方ない。コンビニでワッフルとBOSSのカフェオレを買い、気付けを狙ったが、やっぱ眠い。メガネを家に忘れてしまい、視界ぼんやり、さらにボーっとする。更なる気付けが必要なのだが、コーヒーを飲みすぎると動悸…

愛すべき崎陽軒の焼きめし弁当

残業で帰宅時間の日付が危うく変わるところだった。丸一日も電子ジャーで保温しちゃった麦入りご飯は、全然おいしくない。スイッチを切って冷やし、翌朝焼き飯にした。買い置きのツナと乾きかけたベーコン、長めに刻んだ万能ねぎとエリンギと卵。残り飯の量…

焼きめしとカフェインららばい

午前3時のTOKYOベイは宵っ張りの照らすライトに揺れるもう眠らなきゃ明日に響くが深夜のネットサーフィンほど甘い酒はないね幾つも何回もリンクトラックバック引用BBSの波打ち際で遊ぶ楽しさったらないものねだりの子守唄流しても目は冴えるばかり。黒糖梅酒…

君の明日はどこに向かって閉じているの

今年のはじめ、銀杏のお守りを買った。「イチョウ=一陽」で、ひとつの願いを成就させるというものだった。正月の頃、拙の望みは一つだった。放心状態でひとり、枯葉をクシャクシャと踏みながら引っ越したばかりの慣れない町を徘徊し、神社や寺院を見つける…

惚れグセは十人十色

本日の昼休みの友は「代官山エレジー」。藤井隆のアルバム曲。詞は松本隆。曲は堀込高樹。藤井さんもいいが、堀込弟が歌うと、もっともっといい。ほんと、いい声だ。拙的・惚れキーワード第一位は断然「声」。中性的な柔らかい声に弱い。で、つぎに「メガネ…

三軒茶屋エレジー

甘酸っぱいキスを君と交わしたのは3年も前のことで旧い商店街の八百屋の路地裏から階段をのぼって閂を開けミシミシと撓む廊下を忍び足で通り抜け木枠のガラスサッシをガタピシいわせてできるだけぴったり閉まるよう苦心してから灯りもつけず抱き締めた。ノン…

ガーデンプレイスに響く聖女のむせび泣きのような

ギターに合わせて女声オペラが聴こえてきたのでガーデンに出たら、その音色はテルミンだった。 日本のテルミン奏者で3本の指に入る「やの雪」氏のデモンストレーションだった。冷たい風のビュービュー吹き晒す屋外で、ピッチを狂わせることなくテルミンを操…

タテをヨコにする弁当の発想

恵比寿の古本屋で栗原はるみの「20分でできるおべんとう」を入手。小判型の弁当箱は短い辺を二つに区切ることが多いけど、長い辺を半分に区切って細長く使うのも目先が変わってよい、と書いてあった。なるほど。ハンバーグもゆで卵も野菜のマヨネーズ和えも…

師走の午後はまばたきもできない間に過ぎる

週末、ほぼ1年ぶりに恵比寿へ降り立った。美術館で写真展を観るのと、JKの携帯機種換えにつきあうため。駅ビルでコスメを愛でたり、レストランのクリスマスメニューを愛でたりしていると、あっという間に1時間ぐらい時間が経ってしまった。部屋の荷物整理も…

鋼鉄のじゃじゃ馬のような声で哀愁のシンフォニー

ウィスパーボイスに憧れ頼りなげなファルセットに胸ふるわせカラオケで哀愁のシンフォニーなど選曲してみるものの少し前に歌ったカルメンマキ&オズの半端シャウトでのど潰れ70年代アイドルの名曲を子豚のハミングで汚してしまい。モルツ飲まずにいられない…

子供だましのクリエイティブ

時々思う自分のしている仕事あるいは趣味ひいてはアイデンティティもすべて傍目から見れば拙く取るに足らない程度のクオリティしかなく本人的にそこそこ自信を持っている姿は本物の方々には苦笑せざるを得ないほど滑稽に見えるのではないか?水道水のまずに…

壊れた家族とお刺身

槇村さとるの「イマジンノート」を引っぱり出して久しぶりに読む。学生の頃から「別マ」派だった拙の、今でも気になる作家さんの一人で、自分の受けた幼児虐待のトラウマや両親の離婚により母親不在で育った屈折感と向き合い、克服した半生。印象的なシーン…

パンにつけて食べるとおいしいラーメン汁

トリビアの種でパンの味も消さず汁の風味もよいと外国人シェフが太鼓判を押したのがカップヌードル塩のスープ。そりゃラーメンスープのまずにいられない。そのままパンに汁をつけることもなく平らげた。たまに食べたくなるカップヌードル。加薬として、じゃ…