それでも節目の料理は作るし酒ものまずにいられない

izumi_yu_ki2005-12-31

のんびり料理作る時間も気力も残されていないのだが脳内日本人がソレハマカリナラヌと警告を発しスーパーのカゴに酒類を放り込んでいるのに豚肉やミツバやタケノコの合いの手が入りレジ待ちのカゴの中にはきちんとお節や雑煮の材料が揃っていた。

ビールのまずにいられない。さくっと買い出しを済ませたかったが、そう綺麗にいかないもんだ。ぐったりした体をフレッシュネスバーガーで休める。右手にはやっぱ、ビール。

「のまずにいられない」おかげで、さんざんな1年だった。年始は自動車破損の疑いでピーポ君出動のイザコザがあり、彼氏には愛想をつかされ、会社には必要以上に振り回され、稼いだカネはストレス解消の酒に消え、心身疲労のピークで事故り骨折、貧乏になり。

それでものまずにいられない拙は、すでにアル中なんだろうか。

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重箱を買った。簡易漆だしコンパクトではあるが、3段重ねでウサギの模様が入っている。世間一般の常識と比べると著しく幼く、つたない拙ではあるが、実家を離れて以来、おせちと雑煮を自作しなかった年はない。理由は自分でもよくわからないが、大晦日になるとウズウズしてしまう。

今年、あまり凝ったことはできなかったが、煮物と松風焼もどきは誂えた。もちろん雑煮の準備も、年越し蕎麦も準備万端。節目ぐらいは大事にしなきゃバチが当たるぞ、と、先祖が拙の体を動かしているのかもしれない。

来年もどうぞよろしく。よく知っている方にも、ここから見えないあなたにも。お願い。