2005-01-01から1年間の記事一覧

日本のR&Bは和田アキ子と吉幾三、布施明も忘れずに。

実機チェックでSEAMOを鳴らしていたら、「なんか吉幾三のアレみたいだなぁ」と30代同僚が苦笑い。ああそうか、日本のラップの元祖だもんね。“ラジオもねえ、テレビもねえ”ってやつ。サウンドがいくら洋楽っぽくカッコ良くなっても、いなたい日本人魂はそうそ…

忘年会には赤いバンダナを巻いて

ギョーカイのパーチーなんて何年もご無沙汰でコドモのうちは厚かましく意気揚々と名刺どっさり持って三次会までくっついてったものだがオトナになっちった今となっては一次会ですみやかに家路を急ぎ日付が変わる前に帰宅するのが恥もかかず望ましい。特売コ…

好きなものだけ食べていたい

昨日はサーバエラーでエラーい目にあっちまったよと親爺も使わぬ駄ジャレを思いつくほどダレきった頭と原因不明の腰痛が気絶するほど悩ましい曇天の東京で唯一救われたのは弁当に入れたベーコンエッグの黄身が大層いい火の通り方で塩気も塩梅よくねっとりう…

皿もすり鉢もちくちく痛む気温

ヒザは大分回復している。もうじき正座もできそうな勢いだが、別のところで困ったことになっている。太ってしまいました。立って歩くたび、ズッシリと股関節やヒザが重さを感じていたが、まだ慣れていないから、と見過ごしていた。が、おととい事故前に買っ…

佃煮の位置とパーソナリティ

梅干とふりかけは飯のド真ん中が王道と推測できるが海苔つくだ煮とかゴマ昆布は果たしてどこに置くのがマジョリティなんだろうかと弁当詰めてる最中にふと考え込み時間は流れ危うく遅刻寸前。味噌汁のまずにいられない。持参した味噌汁玉の具は、ワカメ、大…

男の描写する家族はどこも平和

ダヴィンチの2005年BOOK OF YEARを読み飛ばしながら感じたのが、何となく本当に何となくだが、昨今の男性作家の描く家族は当たり障りなく適度に無関心で、夫や息子はバレバレの嘘をうまく隠しおおせたと最後まで思っている節がある。女性作家の家族はどこか…

これぞ農耕民族の昼餉だ日の丸だ

弁当のおかずが佃煮と梅干と芋だけなんていつの時代の弁当かと嘆くなかれ適度な塩梅で飯粒をわっしゃわっしゃと平らげごくりと喉を鳴らす幸福感こそ日本人のSOUL。爽健美茶のまずにいられない。金曜日のねばつく喉にはお茶がいい。ストーリーを書くのは拙の…

ツジジンセイのヒトトナリ

祝結婚・南果歩と渡辺謙。そういえば元旦那のツジジンセイが、最近雑誌で「代書屋」の話を書いたようだ。そういうプロットって別人の他の作品で読んだような気がして仕方ないけど、気のせいか。彼の文章はハルキシズムの流れをくんでいる印象があるが、拙に…

冷凍ジャムパンのおいしい食べ方

牛丼への愛を訥々と語るサイト「牛丼のおいしい食べ方」へ足繁く巡回しては食べた報告や店の印象ランキングや牛丼トリビアをどんどん提供していった兄さん姉さんたちは今どこで何をしているんだろう散り散りにはなったがヨシギュウ再開を皆願っているに違い…

ほのぼの通勤

今朝、世田谷学園の男の子が席を譲ってくれた。キリッとした顔でまっすぐこちらを向き、「どうぞっ」と手を差しのべられた。肌キレイ。ちょいドギマギ。ありがたく座らせてもらう。男の子は3人連れ。こんなコたちとアタシって、悲しいほど会話の接点ないよな…

一膳分より小さい、あなたの、てのひら

弁当おかずを冷蔵庫ん中の残り物でどうにか週末まで賄うつもりでパズルのように献立を考えていたら寝不足になり遅刻寸前慌ててタッパに詰め込んであった飯を解凍しボウルにあけ大根菜とすりごまを混ぜてほぐしたら一膳分というものは案外ぎっしりしているも…

ふくふくのおばあちゃんが逝ってしまった

一昨日お亡くなりになった現役最年長女優・原ひさ子さんは96歳だったんですね。つい最近までCMなどで元気な姿を拝見していたのに。背中は丸かったけど、滑舌も衰えていなかったし、顔色も良かったのに。 原さんのように年齢を重ねてなお美しく輝く女優の候補…

ブーツをはいて朝食を

なるべく早く家を出て出社時間まで余った時間を駅のカフェで過ごす癖がついているがコーヒーのついでにデニッシュも食べてしまい財布も体もゆるむばかり。インスタント味噌汁のまずにいられない。昼食後の勤務が長いため、昼ごはんがどうしても物足らない。…

ブログに溺れかけた体をシェイプ

拙の場合、ブログを毎日毎日書いていると、言葉や発想のストックをすべて使い果たしてしまい、文芸(のようなもの)が書けなくなってしまうようだ。表現と日記とを上手に振り分けないと、どっちも自己満足に終始してしまうような気がする。そんなんじゃネッ…

風邪の原因が食べすぎにあるという説

だいぶ良くなったとはいえ就寝前と寝起きに鼻が詰まりビーィィィムヂィィィィィィームと息苦しい音を立ててティッシュに鼻息を当てる日々は相変わらずで週明けには病院を内科から耳鼻科へ鞍替えして副鼻腔炎を治そうかとゆるゆる考えていると食べすぎで胃腸…

パリの空の下グラタンの香りただよう

さて、大事な人と過ごす給料日直後の週末は何を食べようか。グラタンなんかいいな。石井好子の本で読んだホワイトソースのレシピで、ぶきっちょでもダマにならないやつを。→タマネギをバタと小麦粉で炒め、タマネギが透き通り小麦粉の粉っぽさがなくなったと…

下北沢・たこ焼き人情劇場

あぁいいらっしゃい8個入りひとつでいいのねぇあらその松葉杖どうしたの事故あららら中央分離帯にあららら自転車であらららお皿十文字にあらららら痛かったでしょう大変だったねえでもねえウチのお客さんでバンドやってる男の子なんだけど骨折しちゃって療養…

dancyu創刊15周年

なんと、もうそんなに経っていましたか。創刊号を紀伊国屋で見つけて以来、しつこく買い続けてきた食エンタテイメント雑誌。今月号はいまひとつインパクトに欠ける特集(そば、ハイボール、羊)でなかなか食指が動かなかったのですが、記念号なのでとうとう…

魚肉ソーセージの誘惑

あぁ体をぴっちりと覆い隠したオレンジ色のコスチュームを爪たてて切り裂けばやわやわと泡立つピンクの肌をいつも少なからず傷つけてしまいその事実を隠したいがためにアッという間に唇の奥にディープスロート(証拠隠滅)。クラムチャウダーのまずにいられ…

冬のおべんと箱

きょうは作ってもらったお弁当だよん嬉しいなぁんとホップステップしたのがいけなかったよ片側に寄った炊き込みご飯は冷たく餅状にひとかたまりで小さくちぎりながら食べればそんな状態でもしみじみと口に福が広がる。ミルクココアのまずにいられない。弁当…

そして冒頭にもどる

あと30年も経ったら、人口分布は高年齢層に極端な偏りを見せるわけだが、今すでに「こっちは仕事がんばって疲れてるんだから座らせてくれヨ」などと言い訳しながら電車やバスの椅子から立とうとしない人はますます立たなくなるだろう。すばやく体が動かせな…

1ヶ月ぶりの骨折経過診察

朝イチの医院助手はまだ眠そうだった。しかるべきポーズをピシッと決めるべきレントゲンも、板の上にポンと足を置かれて2枚。生まれてきて今までで最短の撮影。これでいいのか? と疑念を抱いたが、とりあえず状況が単純骨折(らしい)ので、大丈夫なんだろ…

30年後の交通機関は

頑張って骨折以来はじめて朝9時前の上り電車に乗ったら案の定車内は130%ぐらいの満員度で物欲しげに椅子を狙うわけにもいかないがオイ目の前に座る女子高校三年生よ学校に提出する食生活アンケートを膝に広げ熱心に記入しているのはいいが松葉杖に気づかな…

言わずにいられない

あらゆる意味で冬眠したような1年だった。こういう具合に何年も日々をやり過ごしていっても、そこそこ楽しい人生だろうけど、多分つまらない。髪の白髪が増える前に、少しは動き出さないと、自己嫌悪でつぶれてしまいそうだ。 それにしても今年まともに買っ…

眠っている間にパレードは終わってしまった

今年はどこにも行かず何もせず平日は忙しさやハプニングで緊張し休日はひたすら弛緩するだけで野毛のパレードも三茶大道芸も浅草サンバも高円寺阿波踊りもジャズフェスもロックフェスもインストアライブも参加できずじまいで振り返っても何も残らない2005年…

カードとローソンと女医さんとおじさん

整形外科でレントゲンを撮る予定で意気揚々と早く家を出たのに診療開始時間よりだいぶ遅れた上に予定日は来週の月曜日だとわかりガックリと鼻をすすりこの際もう一度内科に行くかお金かかるのイヤだけどナと女医さんのところで鼻炎の再診したらダメデスヨチ…

ジャックポットの思うつぼ

残高確認直後のやるせなさが逆噴射して突然焼き鳥を欲し憑かれたように下北沢を徘徊し一寸一杯お気軽にの赤提灯を探したものの味というよりむしろ安さに重点がおかれ日祝日ホッピー280円の看板で決まった店に入った。氷なしホッピーのまずにいられない。昨日…

おっと久々の骨折治癒日記

アップした日記のちょっとした言い間違いをちまちまと直すことで貴重な休日を使い果たしてしまった。あああ。せめてもの活動として、これから下北沢の本屋に行くことにします。 駅に階段はつきもの。とくに下北沢はホームから改札までの階段が狭くきつい。が…

カレーライスとおじいちゃん

俺最近家建てたんだよ遊びに来なよそうだ妹チャンは子供ができづらくて色々やってるっていうじゃんユキちゃん頑張れよまだ大丈夫じゃんかよそういえば彼氏できたのかヨって瓶ビール2本空けた後久保田の瓶を抱えこみ暴走続ける目の前のシワシワのオヤジはふ…

中学生が考えるご馳走とは

無闇に高いものがうまいとは限らず特に冠婚葬祭の際には気持ちが何よりも大事だとつくづく思うたとえば紀宮の披露宴でふるまわれた酒は歌舞伎町の地下で盛大に抜かれるピンドンより何千倍何万倍も泡だち心地よく滋味たいそう深かったろうし夕飯前の子供にい…