年寄りがフェスる

いろいろ難しい。 ★体力の問題 どーーーーしても観たいのがあった時、尻に収まるちっちゃな折りたたみ椅子に時々座ってしのいだ。「ラ・フォル・ジュルネ」みたいにテーブルがあれば寄りかかれていいんだけど、あれはフェスとちょっと違うもんなぁ。 ★脳みそ…

マイルドカフェと仏様

むかしのことはさっぱりと忘れたいのにひだの奥まで覚えてるそのくせさっき命ぜられたことは半分も記憶できないドウシヨウモネエ子供用プラスティックサッカーぼこぼこスカスカ脳をどうにかしたくてタイムリィに誘ってくれた友人にウッディな喫茶店で泣きつ…

たったこれだけのために

この、4年がかりで少しずつ元気になってきたサンスベリアを、あいぽんで撮って方向かえてUPして、ってだけで3時間以上かかった。使い慣れたソフトがある会社ならあっという間なのに。また、ある理由で、あいぽんの中の画像を写真プリントするのに1時間か…

マッサージ→弁護士相談→図書館→クリニック→へとへと

せっかくこんなに(強制的に)お休みをとらせてもらってるのだし、と、丸1年以上放っておいた相続関係の清算に手をつけはじめた。きのうからきょう、ゆるゆるとちょいとずつやってたつもりが、やはりまだ心の体力が弱いようだった。あまり知らぬ立川駅前で道…

グリーン、グリーングリーン

体を本格的に壊してしまう少し前に、同じマンションなんだけど、北と西に窓がある暗い部屋から光いっぱいの南向きに引っ越した。引っ越した途端に変化したのは植物だった。瀕死のサンスベリアの葉にイキイキとした緑色が戻り、少しずつ育ち始めた。春になっ…

蛇足覚書

万能感はありません。ぎゃーぎゃー話す感じでもないのだけど、あまりよく知らない繁華街はちょっとまだ無理みたい。前と後ろと右と左がわからなくなってしまう。もう少し休んだほうがいいのかなぁ。。。

それで食うために。

好きなことで日々の糧を得て暮らすことができればいいなって思う人ってびっくりするほど多い。でも悲しいかな、いちばん必要なのは生まれつき持っている「強運」、もちろん「スキル」、あとは「ブランディング」と思うのだ。どんな見た目で、どんなレパート…

浅く長い眠り。

強制休職に入ってか数日間は、疲れきっていたらしくずっとベッドの上で過ごした。音にもひどく敏感になってたからテレビもBGV。キーボードがうまく打てず、やがて疲れて肩こりを起こし嘔吐下痢を繰り返していた。薬は最小限しか処方されていない。むしろ減ら…

高齢出産と契約社員と産後復帰

弊社には「技術職正社員」「非技術職社員(=いずみ)」そして自分から仕事を創出しなくてもルーチンを淡々とこなせばよい「契約社員」、また派遣社員がいる。契約社員から非技術職社員になるには試験を受けなければならない。拙も受けて昇格した。彼女は「…

ムーミンパパという上司と腕マッチョという上司

あまり適性に合わない仕事を担当していて、結果がなかなかでなかった時、別部署へ同じ職種の美人人妻とともに異動になった。彼女はいわゆる女王様体質で、気に入らないことがあると上司に気づかれないように意地悪をする。拙はほぼ4年、ずーっと一緒にいたか…

筋トレじゃないんだぜ

きょうから、冗談じゃなくマジで、会社復帰のトレーニングを行っている。どういうものかといえば、朝規則正しく起き電車に乗り、公的機関(図書館が望ましいらしい)で本を読み、昼に食事をとり日が暮れたら帰宅し家事をしてタイムテーブルに書き込み、規則…

いやん罹患

定期健康診断に思い切り引っかかった。濃いのが自慢だった血液は濃度が薄まり、逆流性食道炎(レベルB)とバレット食道を併発していた。食道炎は改善してもバレット食道はもう一生治らないそうだ。体のリスクは股関節の痛みと眼だけで、内臓は人一倍強いと思…

不感症になれそして生きろ、だと?

それじゃないそのことじゃない感受性の問題ではあるかもだけどスカートはいて声は極力小さく必要以上に干渉せず裏腹の笑みで爺をほころばせ水回りで毒を吐く処世を身に着けないと事務員たるもの定年まで生き抜けないつまりつっぱりと偏差値主義で詰め込まれ…

一親等

父は、ほどなく死へ向かう床についている。肺が、酸素を取り込む呼吸器としてほとんど機能していないからだ。ただし悪い場所は肺だけ。明晰な意識をもったまま、空気中で父はいま溺れている。特効薬はない。楽にする方法はすなわち自発呼吸を忘れさせること…

強き、また弱き、

心落ち着かせるために独映画鑑賞を東京市部でよろりと始めガキみたいな純粋な気持ちで時代劇アニメ実写化物など観てきちんとドキドキしスピンアウトな愛物語を探り心揺るがせ飛び石連休の一日を過ごし夢うつつ少女的幸福に満たされつつ業務こなしていた最中…

ぼよんぼよんな地面

1週間もこんな感じだったゆえ、ベッドでぼんやりテレビ番組をみたり雑誌を読んだりする時間が普段より増して多くなった。ディスプレイごしの情景が本物なのか、最近は疑うことしばしば。でも、アスリートの勇姿や、見たことのない美しい秘境は、インチサイズ…

波、打つ、緑の、

新年度を晴れやかな気持ちで迎えた最後のときからどれほど経ったか考える隙を与えず思わずたたらを踏ませるX軸平行雨つぶベクトル南風。なにを飲めばいいだろう。ああそうだ、黄色のベンザブロック。気温も天気もころころ変わるもんだから、抵抗力わりと強め…

乗り換え駅、あるいは通過する駅

理由はよくわからない。廃線や廃墟に惹かれることがある。 本線から見放された駅。駅弁配布駅としてちょっともてはやされたが、それはほんのひととき。忘れられ、この世に存在するだけで酸化し、すべらかだった線路も錆び朽ちて土に還る。ホームは褐色に腐り…

通過点

浅い眠りに耐えかね藍色にしずむ早朝つめたいくせに濃度やたら濃い空気およぎBURITAの水コップに満たす手や腕が震えてるのは寒さのせいか哀しみの仕業か。 のまずにいられない程ではないけど水を飲む。喉や胸の管がくっついた感じ。空気中で溺れているような…

話したいことはたくさんあるのに

久しぶりにこの「のまいら」を更新するにあたり、何を書こうか迷った。エピソードはいくつもある。どこから取り掛かっても話が長くなる。昼前、駅前ミスドでコーヒーを飲みつつ心を掻っ捌き、粘度高めな思いを客観視で希釈して言葉を整理していたのだが。 気…

引っ越しは趣味じゃありませんが

先月まで住んでたシェアハウスは、デザイン性の高い洒落オツな建物だった。 トイレは扉を開けるとセンサーで灯と換気スイッチが入り、出て暫くすると自動的にオフされる。シャワールームも同じく自動センサーつき。ルームメイトは60名あまりもいて、広々とし…

すべてのことには理由がある

トイレを出れば消灯忘れ風呂に入れば換気しそこないガスコンロは静かすぎて鍋こがしトースターもテレビも電灯も酒もジャーも布団も成すがまま荷物は積み上げるままのへっぽこ暮らしぶりを笑うまえにちょっと聞いてくれよそれなりのワケを。 鍛高譚お湯割りの…

夢のなか、あるいは外

寝静まった頃隣の君は歯を軋ませて苦しんでる頑張りが報われない時期の悲鳴を圧し殺すようなガット音ミュートさえできずただ傍にいただけ。 水道水のまずにいられない。初夏な朝でもまだ太陽は見当たらない。薄暗い廊下でしばし意識をとばす。 歯軋りだけじ…

桜散る土曜にクリスマスキャロル

チャールズ・ディケンズの、あの小説。後生大事に枕元に置き、ことあるごとに読み返している。理由は自分でもよくわからない。ただ無性にその世界へ飛びたくなる。去年のクリスマス前あたりから、こんな季節までずっと。拙は、桜が咲きあっさりと散りそぼる…

キットカット、ショートカッツ

ゴロリと横になりベッド下に転がる漫画などめくり何もしない焦燥感で心臓が荒れ命の期限を早めるアホな癖スタートできないおバカさん。ツ コーヒーのまずにいられない。ブラック、本当は飲めない。でもこの部屋にはミルクも砂糖もないんだ。水を汲み上げるシ…

7時15分

特別に決めたわけでもなく自然に、朝一番のメールで言葉を交わす。なんてことない話の日もあれば、おかしなテンションの時もある。何でも包み隠さず話しているようでいて、そうでもなく。送信ボタンを押してからべつに返信なんか待ってないんだからって気持…

朝のテレックス

魔窟に鍵をかけて浅く長い内階段を急ぎめに降りIKEA的スタイリッシュエントランスドアロックを開いて改札到着予定時刻確認しながら冷え固まったアスファルト直進途中でグラリ脳が揺れる。 ほうじ茶のまずにいられない。立ち上がりに余裕を持たないと、駅まで…

王子とツバメと女神様

町に立つ美しい王子の像は「困っている人を助けたい」と願い、はぐれツバメの助けを借りて、目にはめた宝石や身に纏った金箔を貧しい人達たちに分け与え、丸裸になってしまう。ツバメモ、冬の訪れとともに最後のキスを王子と交わしたあと凍え死んだ。王子の…

幸福の女神ときどきメランコリック

オープン当初に一度行ったきりの末広亭前立ち飲みモツ焼き屋で吉祥寺サトウのメンチみたいに丸くでっかいモツつくねを頼み生ピーマンと一緒にがつがつ食べてたら右隣のカポーやそのまた隣の一人のみおじさん左側のカポーも興味を示し焼き場が丸い串焼きだら…

耕されているもの

例えば言葉。ここ数ヶ月、他人の文章を愛情こめて深く読みこんでいる。書き手の文体やハートロジックに影響を受けて、凝り固まりがちな自分のアウトプットの向きが変わってきた実感がある。もう少しで息を吹き返せそうな予感がある。知らなかったものに触れ…