この運命にあらがおう

このまま時間と重力に負けてつぶされていく体を抱え何もせずにいられる鈍感さがあったなら。

喉元から乳房にかけ、ぎうっと絞られるようなこの苦しさは、ふるさとをおいて上京してきた若いひとたちの切羽と似ているだろうか?似ていればいいのに。そうしたら、同じものを抱えるものとして違和感なく、気にせず、あなたがたと一緒にいられる。ずっと。