おさびし山に雨がふる
とくに理由がないのに寝付けない日曜日の夜はテレビの砂嵐を待たずにスイッチを切りノンストップのネット有線に切り替えて結露のしずく滴る窓ガラスを手のひらでワイパーすると闇に灰色の雨がせつない音をたてて木々の葉に降りすさぶのが見え。
エビアンのまずにいられない。どうも風邪をひいてしまったらしい。鼻の奥がふさがり、ノドがひりひりする。呼吸がちょっと苦しいが、鼻炎の薬で全体的にボーっとしており、鋭角な出来事にも鈍感でいられるから、そういう面では楽だ。
予想通り、今月分の給料は大幅減。大部分を有休で賄ってはいるが、ラッシュを避けるための遅刻、ギプスの負担のため残業もほとんどしなかったのだから仕方ない。来月はもっと薄給だろう。覚悟しておかなければ・・・。
手弁当のため、久しぶりにご飯を自分で炊いた。急作りで少々固い切干大根煮付けと豚肉カレー焼、そして青菜ふりかけの弁当。青もののストックがなかったため、茶色系の地味なメニュー。まぁ、仕方ないか。
夜、雨が降っていた。朝まで止まなくても、もう会社は休まない。傘がさせるようになったし、両足が地面についていれば、すべることも少なくなるだろうし。