君はセラピールーム

すべての穴を全開にして堪える病に強靭な免疫力を持つ自分が年に二度も罹患するほど命が弱っていた頃のドン底フィールを掘り起こすのは止めておきたかったが体内脳内を浄化するには一度そんなこともしなきゃならんと思うまでに回復したら山下達郎とマライアキャリーとワム!と白いライトに埋まる冬のど真ん中だった。

なにか飲まずにいられない。
部屋が乾燥していて喉が乾く。リットル単位でお茶を消費してもまだ乾く。

変異型ノロウイルスが次々と友人を襲っている。幸いなことに拙はまだ大丈夫。つまり、本来の体力がやっと戻ってきたのかもしれない。メチャクチャ不摂生な生活を続けていても通勤できてるし。それが喜ばしいことなのかどうか、よくわからないけど。