胡散の正体はスモーキン

有楽町に呼ばれ見知らぬ人にひきつった笑顔を保ちながら必死の形相な社長の隣で極力当たり障りのないことを話し冷房きつい喫茶店でアイスコーヒー1杯3時間半分の自慢話と探り入れを繰り返されそもそも何故わたしたちはここへ呼ばれ何をジャッジされ後日どうなるのか最後まで煙に巻かれたまま疲れ切ってメトロへ乗った後輩とわたし。


なにものみたくありません。とても疲れました。


新規事業の詳細は結局断片的にしかわからず、開始時期も会社が得る報酬も仕事の内容さえつかめず、世界をまたにかけて貿易を仕掛ける壮大な初老男性の話の渦に巻き込まれるだけの夜だった。きょうの午後に社長がオフィスに出てきて、昨日の復習をするというが、さて私の神経はフラットでいられるだろうか?