生まれたての愛と、時の流れに忘れそうな思い出をもう・・・

今月は、漢方薬を摂取しまくった月だった。薬がなくてもいいような状態じゃなきゃいけないのだろうけど、油断すると落差の激しい自分の価値観に翻弄され、ひどくセンシティブになってしまう。そういうとき、勢いあまって体や心を自分から叩き壊してしまうことが多く、友人たちにそのつどをかけてしまう。わたしの至極悪い癖だ。

ひざを骨折しときもそう。あれは仕事のストレスが直接の引き金だった。「当たり屋」と悶着を起こして警察で一晩中事情聴取を受けたのは、恋が砕ける寸前の頃だった。


それでも今まで重大な罰なく命も保てたのは、自分の振幅についていけるだけの体力があったからだ。でももう、いけない。「陰日向に咲く」のホームレス、あるいは「嫌われ松子」な老いた終着駅に放り出されることを厭わない大物じゃない。ただの小心者だもの。

いままで喪ってきた、たくさんの大事なもの。それらへの罪を認め、受け入れ、そして、忘れる作業をしてみようと思っている。そしたら武蔵野ライフももっと楽しくなるだろうし。

キリンジ「僕の心のありったけ」

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