長い夜に寝つけない、どの二人の額を撫でて

あぁ。もう3時半になってしまった。このごろ眠れない。眠いのだけどちゃんとベッドに入らず、PCの前で気づけば、うなだれて、うたたね。

もう君にはあたしなんて必要ないぐらいちゃんと大人になっていて、君が必要だと禁断の言葉を口にしがちなあたしは君にとってエイリアンなんだな。もっと大きくなればいい。もっと遠くにいけばいい。もっと忘れてしまえばいい。

「大丈夫。大丈夫。」


鬱が夜更けに襲い掛かってくるような気はする。でも、きっとまた繰り返すぐらいには生きていく。そのたびにあたしは、白塗りの道化師のような顔をしながら諦めるんだ。うん、もういちどや二度、同じことを繰り返すぐらいには生きていくんだ。そういうふうにきっと人生が、できてる。