あなた、そんなこともご存知ないの?

izumi_yu_ki2007-07-10

某社の小さなコンテストで、わたしの出品テキストに何某という賞がついた。前触れなしに賞状が郵送されてきてはじめて分かった。


その直後しばらくは結構嬉しかったんだけど、ばりっと印刷されたそれを見ているうち、(これって参加賞に等しいんだろうナア・・・)と考えてしまったら、みるみるうちに気持ちが萎んだ。


もっとよい賞だったとしたら、自費出版のパンフレットやライターズ・クラブなどの勧めなどもどっさり同封されているのだろう。でもわたしの封筒には、プラスティックのパッドに挟まれた印刷賞状がペランと入っていただけ。出版社の意図を探るほどに、これはやっぱり参加賞なんだよナ、という思いを強めていった。


ま、いいか。応募したという事実だけでも良しとしよう。秋には文学フリマに誘われているし、書くことの楽しみを失わない程度に遊んでいることにしよう。これが生活の糧ではなく、趣味なのだから。