アナタノ カラダ ヲ スベテ シリタイ.

izumi_yu_ki2007-06-20

ここのところなぜか動悸がして息苦しい。風邪かしらそれとも心臓病?コワイコワイ。同僚にそんなことを言ったら「わたしもそうなんですよ」と。職場の空調が淀んでいるからだろうか?

とか思っていたら翌日、その同僚が聴診器を持ってきた。看護学校出身の彼女(でも今はJAZZ着メロ作ってる)は名前入りのマイ聴診器を持っていたのだった。空色のかわいらしいそれを耳に引っかけ、丸いところを胸に当てたら「センパイ、逆さまですよ」と笑われた。あ、そうか。広い円形のほうを当てるんだったか。失敗失敗。


聴診器は前から欲しいと思っていた。下北の「スタディールーム」(http://www.thestudyroom.co.jp/)で売っているカラフルなやつを狙っているのだが、手に入れても聴き方、正常異常の判断ができないんで買うのをためらっていたのだ。


そういえば最近「聴診器ブック」が売れまくっているらしい。amazonでも版元でも品切れ中で、なかなか手に入らないという。内容は、聴診器で体内の音をきき、健康管理に役立てようという小冊子と聴診器がセットになっていて、正常な脈拍音やお腹の音などをわかりやすく解説しているという。そうそう、これこれ。こういうのが欲しかったんだよなぁ。本だけ販売してくれないかなぁ。


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朝いちばん、落ち着いた寝起きに聴診器を当ててみた。胸に当て、10秒脈を数えて6をかけ、脈拍数を計る。これは昔入院中、看護師さんに教えてもらった方法。96。ちょっとドキドキしすぎなんじゃないか? 背が低い(=小動物)だからか? 心臓が一生で収縮する数は決まっているというから、こんなんじゃ早死にかしら。

つづいて腹の上に。自覚では始終ゴロゴロ跳ねまくっているようなのだが、聴診器から聞こえてくるのは間欠的なキュ、キュという音。それから時々ゴボ、と空気が鳴り、固形が流れる音がする。思ったより動きはにぶい。

みぞおちに当てる。ザザーーーと渓流みたいな音。寝ぼけまなこの体でも、大動脈は奥の奥で力強く活動している。そのまま少し下に移動してじっとしていると、体ごしにラジオの音が聞こえてきた。遠いけどMCも音楽もシッカリと聞こえる。音色は少し、ゆがんでいるみたいだ。


金魚鉢ごしに向こう側を伺うのに似た感覚。胎児はこんな風に、生まれ出る世界のことを眠りながら学んでいるんだろう。おかあさんのゆりかごん中で。


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体内といえば、こんな遊びを見つけた。ペンネームを入れて試してみたら、おお、なんか雰囲気当たってるかも。

http://maker.usoko.net/nounai/r/%B7%EB%B4%F5%A4%A4%A4%BA%A4%DF