明日がいつなくなってもいいように。

風邪はだいぶ良くなってきましたが、急激な生活変化に体がついていっていないようです。なんというか、ひょろひょろ。食事量を増やしても、ずるずると体は痩せていきます。よほど以前がブヨブヨだったのか?


あまり弱ってしまうと、仕事はおろか大好きなテルミンさえもロクに弾けなくなってしまいます。体の背筋とともに、心の背筋も鍛えなければ・・・。

そこで今週から、図書館本の読みかじり、見よう見まねで、精神のスジを整えることを始めました。キャンドルをともしながらのメディテーション、窓を全開にし、庭の木々に向かって朝の瞑想。しかしまだ効果はあがっていません。気分はスッキリしますので、続ければなんとかなるかも。


心の背筋が弱っていると、ひとりの夜がつらくてたまりません。実は睡眠薬を使わないと眠れない癖がついていて、それが悩みの種。本人はいたってリラックスしているつもりでも、中身は何かをつねにゴソゴソと考え思い悩んでいるようで、12時過ぎにベッドに入っても、二時三時まで寝付けないことが多く、やっと眠ったと思えば、寝違えを起こした痛みで目が覚めるという。妙な体勢でぐっと力を入れながら歯を食いしばり、丸まって寝ているからかも。


「弱っている時には誰にも会いたくなくなる。ひとりでじっとひたすら寝ているのが一番の回復方法」と断言する人がいました。確かに無理やりコミュニケーションをとっても良いことはないですが、ひとりでフトンをかぶっていても、余計なことばかり頭に浮かんできて休まりません。


大事なひとのメールひとつでもあれば、イッキに良くなるのかもしれないけど、あいにく深夜にそんなものは来るわけもなく。とっとと薬を飲めばいいものを、寂しさがウラミツラミみたいな魔の感情に変化するのを必死でこらえ、我慢しながら、ひたすらグルグルともがきつつ夜を耐える、4月の拙です。抜け出したいなぁ早く。