号泣の必要

句読点なしで一気にポイントを問い、あとでだらっと日常を綴る「のまずにいられない」形式を、今は休止させていただきます。あれを楽しみにしてくださる皆様には恐縮ですがご容赦ください。ごめんなさい。

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夜のたび、なにかネットで読むたび、またいつもなら普通に好きで聴いていた曲、あるいは聴かなかった曲を掘り出して耳にするだに、なぜだか声をだして泣いてしまいます。そうやって何かを外にだすべき時期なのかもしれません。笑ったそばからウエーンと漫画みたいな声をだすし、落ち着いたと思ったらまた、なんでもない刺激で涙がボロンボロン出てきます。そのたび、ごまかすようにクイックルワイパーしてみたり洗濯物たたんでみたり時計の位置変えてみたり思い出の品隠してみたりしたおかげで、やけに家の中がこざっぱりしております。寒いぐらいスッキリ。


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いろいろありまして、いろいろ考えまして、そして、考えることをひとまずやめてしまうことにしました。結論を出すことや解説をすることより、まずは今日を生きてみようと思ったのです。

鍵ハモのレッスンも休まず、本日も所沢まで片道二時間、師匠の家まで伺い、たっぷりと絞られてきました。そこで意外な言葉「犬、好きですか?」のお言葉。ハイ大好きですが?とお答えするやいなや、生後三ヶ月のかわいい盛りなお子様ワンコと対面。顔をべろっべろになめられ、なぜか肩に乗られ、いままでお目にかかったことのない師匠の奥様までお出まし。思いがけぬ癒しをいただきました。

帰り道、方向音痴の拙はやはり迷ったものの、ハナちゃん(ワンコ)の残り匂いを衣服に感じつつ、そして明るくおだやかな畑道を通りながら、イラつくこともなく帰ってくることができました。あとで師匠のサイトを見てみたら、奥様ともども、1dayヒーリングハウスを始めていらした(http://angel.ap.teacup.com/hico/209.html#readmore)。家にお邪魔するたびに感じていたあの優しい風合いは、今年これをお始めになる前哨的な雰囲気だったのかと、すぐ理解。

できれば、鍵ハモも習いつつ、奥様とも睦んでみたいと思ってしまいました。こんなにおばかさんな拙なのに「出会い運」にはなんて恵まれているんだろう、そう思わずにはいられない土曜日でした。


本当はその前日、金曜日にも拙の身分不相応な「出会い運」の良さを実感するイベントがあったのですが、それはまた別の機会に。

「のまずにいられない」の形は変われど、つねにアップトゥディトな女子を描いてまいりますので、今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。


あなたが見ていてくれるから、生きていられる。ありがとう。