秋と冬のララーラ・ラーラ・Lullaby
クロウゼの中に仕舞いこんだ去年の秋と冬を指先に力こめて引っ張り出したら忘れかけたLOVEやBROKENがしわくちゃになって飛び出してきて思わずうわあと声をあげこれじゃあそのまま着ていけないやと浮世のアイロンを熱くしてそれを伸ばしてみるけどクセはそうそう素直にゃならず。
カップうどんの汁のまずにいられない。寒いもんで豚汁うどんにしてみた。
それにしても、吟味して手に入れたはずの服なのに、2シーズン押入れに寝かせて取り出すと、なんでこんなに使えないものばかりなんだろうとガッカリする。いっそすべて捨てちゃって今年ぜんぶ新しく買い換えたいぐらいだ。
そんなことは出来ないってわかっているのだけど。縮んでしまったセーターも、流行おくれのロングスカートも、よほど気合が入らない限りまた来年、仕舞い込んでしまうんだろうな。