太陽が弱気な季節

izumi_yu_ki2006-06-13

いままで見たこともない首や胸元の異変にさすがのアタシもびびり小股切れあがった美人女医の処に駆け込んで行列に並びご対面即診断3分スッパリと切れ味よくぶった斬られ候。

さぬきうどんの汁のまずにいられない。ほっとしたら腹がへり、吉祥寺駅近くの立ち食いでかき揚げうどんを飲み込んだ。

首の発疹をみた途端、「そうなった日のあたりに、森かどこかに行かれませんでした?」と聞かれ、「???・・はぁ散歩してましたけど」と気抜けた答えを返すと、にっこりと微笑をたたえ、ひとこと。

「毛虫です」

なんと。あとで調べてみたら「毛虫皮膚炎」というちゃんとした病名があった。毒性のある毛虫の毛に触れるとアレルギー反応みたいになるらしい。しばらくたってから痒くなるそうで、それと知らずに毛のついた手で掻いたり他のところに触れたりすると、全身が痒くなるそうな。また、浮遊した毛が洗濯物に付き、それを着たときに刺されることもあるらしい。拙宅の裏は金持ち大家のでっかい雑木林だから、それもありえるかも。

「今の季節は多いんですよ。今年はとくに多いかな」

と微笑をたたえたままサササッと処方箋を書かれ、ものの3分。「あ、あの他にも最近首がザラついたりしてるんですが・・・」と食い下がる拙。

「あ、年齢のせいです」

ばっさり。すごすごと処方箋を受け取り、塗り薬と飲み薬を受け取りに薬局へ。塗り薬であっさり痒みは軽くなった。抗アレルギーの薬は、なんか胸元がスースーして意識がレロレロになってしまったので、朝は飲むのを控えた。こんなん飲んだら、仕事になりゃしない。