梅雨入り間近のフラストレーション

日曜日の図書館で借りたズボラクッキングの料理を早速作ってみることにし豚肉薄切りに生姜ハチミツで下味つけクルクル巻いてスパゲティで留め醤油と酢とともに土鍋で炊いて角煮ならぬ丸煮できあがり上機嫌でふとシンクを見れば壁のタイル目地にピンクや黒なる小さき生命の繁殖に気づきうわーーーーとスポンジでこすり取った後洗面所に向かえばユニットの中にも小さき生命が続々と息づきうわーーーーとブラシでこすりティッシュで拭き取りフウウウウウウと大きな溜息をつきどこにもぶつけられない激しい不機嫌をごまかす。

煎茶のまずにいられない。上記の丸煮と卵焼き、人参の昆布あえとほうれん草といういたって和風の弁当になるはずが、ごはん量が足らず、やむを得ずカゴメサルサソースとケチャップで味つけしたスパゲティを詰め込む。変な和洋折衷。

でも豚は本に謳われていた通り柔らかく食べやすかった。ハチミツと生姜を先に揉みこんでから醤油で味付けし、それから火を通すといいらしい。うまいんだが、薄切り肉をクルクルして（食べられるスティックとして）スパゲティを刺して留める、というところが面倒と感じてしまう。ずぼらの中のずぼら女王か？