傷ついただの励ますだののパフォーマンスは関係ない人には滑稽そのもの

朝、会社のメールを開いたら、物騒なテキストが目に飛び込んできた。
「僕は知っているんですよ? 純粋な愛を引き裂きましたね?」
「僕に尾行をつけましたね? 証拠を握っているんですよ」
「****万円出費して工作したそうですから、その三倍額の慰謝料を求めます」
「これから友人を連れて会社に行きます。逃げないでください」

一瞬スパムメールかと思ったが、差出人は取引先の元社員で、一度だけ会ったことがある人。まったく関係ないメールを拙に送ってきたわけで、それが単なる送信間違いなのか、他の証人を立てるため意図的に送ってきたのかは不明。

即刻削除すべきところだけど、思わず読んでしまった。どうやら元の会社内の社員との恋愛をもと上司らしき人に裂かれたようだが、それだけではなく、尾行をつけて行動を観察されたり、不倫の匂いもあったり、営業妨害までしていた、という大掛かりなことに、話は展開している。

これをすべて真に受けるならば、会社ぐるみで元社員の仕事と家族をぶっつぶすたいへんなプロジェクトに巻き込まれた人(差出人)が、内容証明的に相手に宣戦布告しているってことになるのだが、それにしては文章は稚拙で誤字脱字が多く(激怒してるから?)、意味不明なところも多々あり、逆に差出人が言いがかりをつけて恐喝しているみたいにも思えてくる。

笑い飛ばすこともできず、やーな気分になりつつザックリ削除。その後、名指しされた会社と差出人がどんな風になっているかはまったく不明。とりあえず、その会社は何事もなく拙の会社との連携業務をこなしているし、新聞記事にもなっていない。

はためいわくー。