それはただの運命さ

アップアップと自分の仕掛けた仕事に溺れ不満ばかり増し顔の造作が真ん中に集まり酒代が書籍代の何倍もに膨れ上がり酒代が食費の5割以上を占めるようになり崩壊寸前の我が体を案じて守護霊さまが事故を下さったのだと今は思える相当アツイお灸じゃないとオマエの肝にゃ響かぬだろうと全治3ヶ月しかも女の頬まで鉄棒でひっぱたいて。

FIREのまずにいられない。朝の一杯で気合が入る平凡なサラリーウーマンを実感。

週末に野菜や肉を近所のスーパーで大量に買った。しめて5000円ほど。冷蔵庫に入りきらないほどの量をどうやって腐らせずに効率よく食べ崩すかを考えるのは楽しい。

今まではいつも途中で外食や買い食いに逃げてしまい、明日は作ろう→（翌日）明日には作るぞ（また翌日）→まだ賞味期限は大丈夫明日の朝には･･･→（そのまた翌日しなびた野菜を見て）あぁダメだー→頓挫、となっていた。しかしケガのため仕事を免除され残業がない今、収入だって2割減なんだし、外で酔っ払ったら今度こそ命がなくなってしまうかもしれないし。おとなしく真っ当な食生活に矯正すべく「おうちゴハン」を徹底せねば。

しかし、慣れるまでは按配がむずかしい。昨夜仕込んだ牛肉とごぼうの当座煮は、肉の質が情けなくなるほど悪く、うまみが全然ない。弁当の色味を補うため慌ててレンジでピーした冷凍かぼちゃは青臭い。いんげんのゴマ醤油あえも味がしみていない。見た目はイケてた本日の弁当、結局一番おいしかったのは、固めに茹でたニンジンとキューピーハーフ、そして当座煮の汁であった。しょぼーん。

残業なしで自分の時間が多くなった分、やっとプライベートなペースを整えなおせそうな気がしている。せっかく季節は「芸術の秋」だもの。久しぶりに、なんか作りたいなぁ。文章を書くもよし、投げ出している音楽を引き戻すもよし。今日帰宅したら、さっそく取り掛かろうか。