受傷38日目診断結果

1ヶ月以上も固定していたんだから当然と言えば当然だが、経過は良好のようだ。レントゲンの所見は、まじまじと観察しても3週間前とさほど変わっていないように思えるが、院長先生に膝や膝まわりをグニグニ触られてもあんまり痛くない。

「よし、上出来」

この一言で、昨日までの静養生活から一転、リハビリ生活に入ることになった。屋内ではギプスを外してよし、いやむしろ外しときなさいと言われた。新しい装具への切り換えはなく、今まで使っていたギプスを最後まで流用するらしい。カカトから指先までを覆っていた部分がカットされ、ギプス装着時でも靴が履けるようになった。これはものすごく嬉しい。病院からスリッパを借り、理学療法士にカルテが預けられた。