職人の誇り

「なぜ戦争をしてはいけないのか」がわからない人に説明することと「なんで始業時間に遅刻することが良くないのか」がわからない人に説明することはまったく違うことなのにいざ説明するとなると不謹慎ながら双方は同じくらい難しい。

バドワイザーのまずにいられない。アルコール軽めだから、平日の昼に飲むことを許してほしい、と、見えない誰かに訴える。

会社を休んだ。精神的に、ちょっとギリギリ。甘っちょろいと叱る声も聞こえるような気がするが、体調が悪いことにウソはない。それに昨日のうちに先回りしておいたから、仕事に支障はない。ミーティング（＝不毛）に欠席することぐらいだけど、そんなもん、拙がいなくたって結論は一緒さね。

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会社のスタッフの何割かは、「着メロなんて音楽じゃねえよ」と軽んじ、昼近くに出社し、自分の手持ちのものだけサッサと終わらせてトットと帰る。自分の時間を必要以上にそんなことに費やしたくない、そんな気持ち見え見え。

そうじゃないだろ。どんな仕事だってムダってこたぁないだろ。「会社」に「所属」していることの「責任」と「義務」を理解している人たちもいるけど、決済責任者が大事にするのは、ただ音楽活動に積極的だって理由だけで前者。派手だからね言うことが、彼らは。

ガキすぎる。

責任感をもち、時には我をおさえ結果を出し、それを粘り強く継続することが、本人の日々の「糧」になり、また本人の「格」になるということを、教えるべきだった大人たちから習わないまま成人式を終えた子供たち。赤ん坊に言葉を教えるより難しく、結局尻拭いで残業したり、彼らにむなしく振り回される。そんなにオエライ音楽家さんなら、それだけで食っていきゃいいじゃん。こんな半端な仕事してないでさー。

ばっきゃーろー。

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家賃とか公共料金とか保険を払い、給料日なのにスッテンテンな帰り道。家のすぐ近所に、全国的に有名な（ホントだよ）ベーカリーカフェの前を通った。平日、しかも中途半端な午後だというのに店は満員。せっかくの給料日だしってんで、ちょっと奮発してここの天然酵母パンを買おうと思ったのに、あいにく売り切れ。ちぇ。
この店、週末などは開店前に行列ができるほどの人気。カフェとは“まったり”するところのはずなのに、なんで大汗かきながら何時間も待つかなあ。キトクな人々が多いなあ。