ハラキリを嫌った東京の鰻

izumi_yu_ki2005-06-18

どうしても一度入ってみたかった古い町屋づくりの鰻屋でやっと念願のランチ鰻丼食べたあとマア値段なり中京以西の鰻のがこってりと美味でおいしいと胸張って言い切られてしまいレシピも心意気も違う文化を比較すんなぁと大人気なく激怒したのちしょんぼり反省。

瓶のキリンラガーのまずにいられない。昔はもっと苦かったこのビール、味を復刻した「クラシックラガー」でも、あの味を知っている者としてはまだ物足りない。まあでも、生ビールじゃないから良しとしよう(高飛車)。

うなぎの良し悪しは焼きの風味、タレの味付け、口の中でほどける感覚、そしてごはんの炊き加減といったものにも、もちろん大きく左右されるが、真価は食事後の夜に訪れる体の変化だと、拙は思う。なんだか体がぽっぽとして、なんだかほっぺたがツルツルして、あれよあれとと父さん母さん仲良しに、ってな感じ。

うなぎは、一種の漢方食材だと位置づけるのが正しいような気がする。