モーニングのない喫茶店なんて

izumi_yu_ki2005-04-24

たまにゃ朝早くから外でごはんを食べるのもいいナアと下北沢に出たがカフェなんて12時まで開かないしハンバーガー屋さえも開店が遅いしつくづくここは夜更かしヨタロウな町なんだなあと意気消沈。

カフェオレのまずにいられない。

やっと見つけた古臭い喫茶店。薄汚れたソファーにスポーツ新聞、やや怪しげな早起き元気老人たちに混じりつつBセットを食べる。ジャムトーストとゆで卵、甘みと塩味のミスマッチ、それが正しい「喫茶店のモーニング」の姿だと、力をこめて言い切るぞ。はむはむ(ゆで卵を頬張る)。ぐっ(ゆで卵がのどにつかえる)。

小市民が町で食べる朝食といったら「喫茶店のモーニング」これに尽きると思う。ファストフードでは有難みがないし、ファミレスは分量もスペースも冗長な感じ。もっとシンプルに、もっと田舎臭くなきゃ。

拙の住む町にはおびただしい数の「カフェ」がある。しかしこのカフェってものがどうにも使いづらい。「カフェ=喫茶店」とばかり思っていたが、どうもそうではないらしい。だって開店時間が遅すぎるんだもん。12時とか。コーヒーは朝にこそ飲みたいじゃないか。いくら夜遅くまで営業してるからって、せめて10時にはオープンしていて欲しい。そして簡単でいいから食事メニューがほしいよ。

休日の朝こそ、早起きして町でモーニングを食べたいってこの気持ち、わかってもらいたいなぁ。できたてのヒンヤリした風に吹かれながら、薄めのコーヒーをゆっくりと飲み、何度もお代わりしたい。そしてちょっとだけお腹に何か入れ、体に溜まった疲れや毒やむくみを外に出してしまいたい。