日記ログを読み返すのは本人ばかりなり

izumi_yu_ki2005-03-21

ちょっと前の週末、どっかの誰かと新宿のハイチで数年ぶりにドライカレーを食べました。おいしかったけど、なんかちょっと、塩辛かった。アフターコーヒーにはお決まりのラムをたっぷり。穴倉みたいな店内、昼間なのに少々酔いが回る。

まだ本調子ではありません。息継ぎなしのフレーズときめ台詞「のまずにいられない」を挿入する気力がないのですから。あれがなけりゃ、ただのぼやき日記に過ぎないのにナ。

きょう、いい大人がどうかと躊躇してたのですが誘惑に勝てず、近所にできたネット喫茶に入ってしまいました。コインシャワーあり、女子トイレには乳液や化粧水を備えた、お泊り利用狙い満々のセミホテル仕様です。ペアソファのボックスはたぶんおそらく毎晩、けものくさいに違いない。まあそれはそれでいいとして。

拙の脆弱なシグマリオン環境では重くて仕方なく、巡回先も限られます。お金を払って得た、せっかくの快適な環境ですから、いろいろなサイトを巡ればいいものを、貧乏性というかなんちゅうか、久しぶりに自分のログでも整理しようと、過去の日記を読んだりしてみました。あぁら不毛。

拙はもともとヘナチョコな女ですが、ここ数ヶ月は特にひどい。悪性恋愛腫瘍の毒に苦しんでショウエキタレナガシ状態のしどけなさ。あわよくばログ全部消してしまいたい、そういう勢いでいたのですが、読むうちにちょっと勿体なくなってきました。ヘタレ女の戯言以上のなにものでもないけど、わが身から出たものは汚物でも愛しいもんなんでしょうか。

このごろなんとなく思ったことですが、自分以外の誰かが書くネット文章って、よほどのことがない限り、最新のものにしか興味を持たないのかもなー、と。いまさら、と言われそうですが、拙は過去ログを「誰か読んでいるだろう、誰か辿ってくれているだろう」なぁんて思っていました。甘っちょろいね。

おそらく拙は、他人に期待しすぎている。だからサービスも時に過剰、無駄骨を折ることも多く、たぶん痛々しい。腫瘍も、切り出してしまえば楽なんでしょう。

でも、他人にまったく何も期待せずに淡々と生きるなんて、解脱でもしなきゃ無理だわな。