あの世で罰を受けるほど 酒を飲んではいけない

izumi_yu_ki2004-11-08

三浦半島のはしっこで海洋深層水温泉に10分ほど浸かったバアちゃんは頭のめぐりも良くなったみたいで大正昭和平成とまたがった自分の年齢をきちんと把握できた上マゴたちの名前もちゃんと言えたけど部屋に戻って体がさめたらまた記憶の薄くて衝動的なスリルバアチャンに戻ってしまいコンナモンダヨと10年ぶりに一緒に風呂に入った母としみじみビールを酌み交わしたら母親を二日酔いにさせてしまい大いに反省。

旅館の瓶ビールのまずにいられない。缶もコッソリ調達してあったけど、1本ぐらいは頼まないと、と2本たのんで母と私でぐいっと空けた。

それにしても遺伝子って歴然と受け継がれているものなんだなぁと感心するほど、わたしたちの体つきは似ていた。私の体を一晩、軒下に干したら、ちょうど母のボディラインになるだろう。そしてさらにもう一晩、軒下に干したら、たぶん祖母の体そっくりになるだろう。後ろを向くと、3人の肩や背中、おしりの骨格はホント、そっくりだ。やだなあ、もう。将来こうなっちゃうのかーしぼしぼにー。

ただし、明らかに違うところが1箇所あった。子供を2人産んだ母は、私よりおっぱいが大きくてしぼっと垂れており、子供を4人産んだ祖母は、それよりもっと大きい「だらっこオッパイ」。へそのあたりまで乳首が垂れている。

子供を産まず、このまま注意深く手入れをしておけば、もうちょっとの間はきれいなおっぱいでいられるのかしら、とか、実はかなり寂しいことを考えたりしながら、乳の下を旅館の手ぬぐいでそっと拭う。母の乳の下には手ぬぐいがはさまる。祖母のは大きくても弾力が失せているから、ぽろりと落ちる。

翌朝のごはんは、正統的日本食。たいしてうまくはないが、しみじみと胃袋にしみいる。