灼熱のまどろみ

izumi_yu_ki2004-06-22

雨があがると決まって暑くて思わずアイスコーヒーとかビールとかゴクゴク飲んじゃうから折角のダイエット月間も週末を一度はさめばきれいさっぱり振り出しに戻る。

それでもビール飲まずにいられない。あったりまえじゃん、気温が上がるごとにうまくなるんだもんビールちゃんったら。

朝、アラームセットしたラジオが鳴り始めてから、1時間ばかりぐずぐずゴロゴロまどろんでからようやく起きだす。その「ぐずぐず」がこの上なく心地よい。これをやりたいがために、出かける2時間半も前にセットしているようなものだ。だが、これが暑くなってくると様子が違ってくる。

アラームよりさらに前、湿地に紛れ込んだような不快感で目が覚める。首回りはじっとり、顔も乾燥ぎみなくせにじめじめ。パジャマも汗。やだなあ、アマガエルにでもなった気分。でも、もう少し寝ていたい。手足を宙にばたばたいわせて、ふとんと体の間に空気を送り込んでみるが、あまりよくならない。窓を開けても、すでに摂氏25度になった外気は熱いし、風が吹き込んでも、熱気のこもった部屋はなかなか涼しくならない。うーん、うーんと寝返りを何度も打ったあと、敗北感とともに枕元のリモコンを手に持ち、エアコンをつける。せめてもの抵抗は、冷房ではなくドライ、設定温度は最高値に。数秒で、憎らしいほどスウスウと風がベッドに吹きおりる。ぎぼちいい。アラームを止めて二度寝を試みるも、1分ほどで、今度は逆に手や足がヒエヒエに固まってしまい、もーいやーん、と、起きだす。

夏になると、ベッドであまりくつろげなくなってしまうのが残念だ。