ラーメン煮えたもご存知ない

izumi_yu_ki2004-05-27

やんごとなき理由により本日の弁当はお休みでサテどこ行こうかなースパイシーもいいなー思いきりジャンクなもんでもいーなーと駅前徘徊してたどりついたのは町の名前を名前にした新規開店の路地裏ラーメン屋。

プラスティックカップで水を飲まずにいられない。ラーメン屋のスープってだいたい塩分が濃すぎる。肉体労働で汗かいたお兄さんたちにはちょうどいいのかも。ラーメン=ガテン食、ってことかな。

拙がラーメンを食べるときには、酢をたっぷりかけないと気がすまない。スープに浮かんだ油を見つけると、どうしても(ふ、太る・・・)と不安になり、それを打ち消すために酢の瓶を勢いよく傾けて注ぎ込む。白く濁ったスープっつらを確認し、(こ、これで中和されるに違ぇねえ・・・)と、やっと安心して箸を持つことができるのだ。

もし、池波正太郎センセイがご存命で隣にいらしたら、ぴしゃりと叱られてしまうだろう。同席者が蕎麦つゆにわさびや葱を入れるのを見て「蕎麦つゆは濁らせるな。わさびがほしけりゃ、蕎麦にちょっとずつ乗せて味わえ」と仰られたそうだから。

「ラーメンスープを濁らせるなんてけしからん! 酢がほしけりゃレンゲに少しずつ垂らして味わえ。ラーメンは油があってこそうまいのだから、食べるとなったら観念しなさい」

とかね。