さよなら銭湯少女

久しぶりの銭湯は少しだけ違う匂いがするようで入る時にちょっと居心地が悪かったけど顔洗って体洗って髪洗って大きな湯船にどぼんと浸かる頃には毎日通っていた頃みたく肌になじむ香りと湯気。

麦茶飲まずにいられない。

銭湯に“シャンプーキープ”していた道具を取りに行ったついでにたっぷり温まった。今、居候させてもらっている部屋は風呂があるので、いつでも好きな時に入ることができる。深夜に帰宅してから、いちいち身づくろいして外に出る必要もなくなった。やっぱり内風呂はラクだ。改めて思う。風呂あがりに焼き鳥屋でイッパイ、なんて出費もしなくなったし。でも、やっぱり大きい風呂は気持ちいい。心底あったまる。血行促進のため、また気分転換のため、たまには入りに来ようと思う。

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今、会社でヴィンテージロックの着メロ制作を担当しているのだが、クライアントの選曲がすごくマニアックでニヤニヤしている。「I Want To Know What Love Is」という曲なんて、30代以降のベストヒットUSAな人じゃなきゃワカンネエだろー。フォリナーっつったって誰も知らんだろー。とか、ぶつぶつとひとりごとを言いながら、打ち込みに力が入る。この曲はコーラスパートが雰囲気だす決め手なんだよ、とかつぶやきつつ、広がりを出すためにバッキングパートにデチューンをかけたりする。

今週も始まった。のんびりやるさ。