13周年vs8周年vs1.7周年

izumi_yu_ki2009-06-19

通常値段1300円のも1000円のも700円のもみんなまとめてどうだどうだ食いねえ食いねえパスタ食いねえと立て看板の呼び声高らかに古いビルへいざない傷だらけの灰色リノリュウム踏みしめて3階まで登り建てつけ悪い鈴つきの扉開けば500円均一のワンナイト・ドリーム。

ビールのまずにいられない、けど、あまりの混雑ぶりで頼めず。おヒヤでがまん。

ピッツェリアはポピュラーだが

吉祥寺のカジュアルなイタリアンレストランが13周年記念でパスタメニューを500円でサービスするというので、むさしの市民2年目にして初めて訪れた。狭い店内は成蹊の女子学生やOLさんが大半。でもチラホラと男子ひとり客もいて、小さなテーブルに覆いかぶさるようにしてパスタをほおばっている。そういえば「ピッツェリア」はイタリア本家にもあるみたいだが、パスタだけを食わせる「パステリア」?は本家にあるんだろうか。

パスタメニューは50種類以上。もう何が何だかよくわからなくなって「13周年記念創作パスタ」というものを頼んだ。キャベツサラダパスタ。トマトソースとミートソースがあり、あたしはミートソースをチョイス。

5分ほどして運ばれてきたのは、シンプルなトマトソースであえたパスタ。細めだったから多分スパゲッティーニ。で、その上にイタリアンドレッシングであえた千切りキャベツがどっちゃり。見るからに水っぽそうで、いささか食欲減退。しかしなんせ500円だ、文句は言えまい。

水分を吸ったやわらかパスタ、肉がほとんど入ってなくてのど越しよいジューシーなミートソース、そしてさらに水気たっぷりの千切りキャベツ。これなら小さいお子さんやご老人にも安心ですね。

じゃねえだろうオイ。

普段の評判は悪くないはず。きっと訪れた日が悪かったのだろう。いつもの値段で営業している時に行くべきだったか。しかし拙が吉祥寺民でいられるのもあと10日あまり。再訪する余裕、あるだろうか?

こころ・のこり・なんて・ないワ

吉祥寺の繁華街近くに住んでいたのに、いつも行くところは決まっていた。たいてい地元の人しか行かない(=安くて混まない)飲み屋ばかり。テレビで有名な洋食屋とかイタリアンとか、ライブハウスにもほとんど行かなかった。だって、高いんだもん。

今度の町には、拙にとっての遊び場がほとんどない。唯一、大きな本屋と図書館があるぐらいか。飲み屋は「和民」しかないし、他の飲食店も駅前に数軒あるだけ。拙の知人たちは口を揃えて「そんなんで大丈夫なの?」「居酒屋なくてさびしくならない?」と心配してくれる。本人も、ほんとはちょっと心配。

でも、吉祥寺夜間徘徊民として活動した2年あまりで、なんか結構満足しちゃったみたい。それに、外で酔っぱらうにはいささか年をとりすぎたかもしれないと感じている。

新居は駅からだいぶ歩くから、重いものは宅配で済まそう。ついでにおいしい酒でも取り寄せ、めざしをこんがり焼いて、気に入ったグラスでだらだらちびちびと飲るのも悪くない。いやむしろ好ましい。

あたしを隠居乙女と呼んでくれ。

幸福な人生が8年

ホームページを作ったのは2001年のいまごろ。更新は途絶えているけど、拙にとってのホームグラウンドは今でもジオシティーズのあそこだ。
スタート当時、「侍魂」がすごかったよな。アクセスアップ論なんてのも流行したよね。ケンカ吹っかけたがるバカも多かったし、それを受けるバカもまた多かった。1年ぐらいであれのブームは下火になったけど、そんなカオスな当時はとにかく楽しかったな。ディスプレイに顔突っ込んで、半分溺死状態だった。


言葉はひとをあらわす。言葉に魅力がなければ読むだけ時間の無駄。
言葉をいつくしめない書き手は、いくら上手に隠したつもりでいても、
はみ出たケツの品性、読者まるっとお見通しだもんね。ねえ?

やみくもな牙では心をつかめない。

できるだけ言葉をいつくしんでいこうと思いますの9年目へ。