ピッツェリアはポピュラーだが

吉祥寺のカジュアルなイタリアンレストランが13周年記念でパスタメニューを500円でサービスするというので、むさしの市民2年目にして初めて訪れた。狭い店内は成蹊の女子学生やOLさんが大半。でもチラホラと男子ひとり客もいて、小さなテーブルに覆いかぶさるようにしてパスタをほおばっている。そういえば「ピッツェリア」はイタリア本家にもあるみたいだが、パスタだけを食わせる「パステリア」?は本家にあるんだろうか。

パスタメニューは50種類以上。もう何が何だかよくわからなくなって「13周年記念創作パスタ」というものを頼んだ。キャベツサラダパスタ。トマトソースとミートソースがあり、あたしはミートソースをチョイス。

5分ほどして運ばれてきたのは、シンプルなトマトソースであえたパスタ。細めだったから多分スパゲッティーニ。で、その上にイタリアンドレッシングであえた千切りキャベツがどっちゃり。見るからに水っぽそうで、いささか食欲減退。しかしなんせ500円だ、文句は言えまい。

水分を吸ったやわらかパスタ、肉がほとんど入ってなくてのど越しよいジューシーなミートソース、そしてさらに水気たっぷりの千切りキャベツ。これなら小さいお子さんやご老人にも安心ですね。

じゃねえだろうオイ。

普段の評判は悪くないはず。きっと訪れた日が悪かったのだろう。いつもの値段で営業している時に行くべきだったか。しかし拙が吉祥寺民でいられるのもあと10日あまり。再訪する余裕、あるだろうか?