ツクヨミと青空 


美辞麗句にうずまる 息継ぎをしないMUSIC
檳榔子沼 言霊が沈みこむ

眉唾な三ツ星で フォークに宿るパルス
逆巻いて封印やぶる勢い

きっと 君だね

未来はバラ色なんて 嘘は言えないけど
戯れの釣書より 信じられるもの

こんな風に二人の青空がある
見つけてほしい 僕のことを

錆びついた枯葉追い 舞い上がるから
見つめてほしい 明日を


地下室の図書館は 時系列のない次元
旬落ちのキャッチ 色褪せたペイジ

やっと 逢えたね

閉ざすリアルの壁を リボルバーで狙う
迂路を選ぶ人たちが 信じられるもの


こんな風に僕らの旋律がある
日差しを浴びて 輝く君

僕だけの淑女は 記憶の城に
間に合わなかった いにしえ



こんな風に二人の青空があった
見つけてほしい 僕のことを

錆びついた跨道から 舞い上がってゆく
忘れてほしい 明日は君ひとりで

微熱を帯びてく 涙目が暮れなずむ刻



さ よ な ら 。