難破船のボートはどこだ?

6月は公私ともに予想外のトラブルに見舞われたし、あらゆる人から嫌われた。ここには記したことだけではなく、いろいろとあったのです。

ただでさえ体力の限界がきている中、心の擦り傷や切り傷はなおりにくく、まだ痛いが、前回の日記でリンクしたサイトで得た、力のある言葉たちに会って、ちょっと元気が出た。


沈没寸前のことを記すのは悪いことなのかもしれないが、記録せずにはいられない。

・話は詳細を詰めてみたら(やはり)実益に乏しいものだった。しかもすぐに貰える(らしい)女子の簡単なお事務仕事のギャラは、ただの出向、いや派遣と違わぬもので、欠員の分をおぎなうリスクを考えると、まったく意味のないものだった。
・ただし、スポンサーを確保すれば動く事業はあるという。スポンサーから集めなければいけない資金は億単位。それをこの2ヶ月中に調達しなければならない(らしい)。そんなこと、一介の零細企業社長ができるわけないじゃん。しかも畑違いの。
・6億が調達できなければ、2ヶ月で会社の運営資金は底を尽く、と社員はハッキリ聞かされた。
・例の注文や問い合わせは6/25現在、1件もない。


数ヶ月前に唯一だった事務関連の社員が引継ぎもほとんどせず辞めてしまった。だからすべての書類は春から社長が発行しているが、ことごとく滞りがちだ。
今月分の給料こそ振り込まれたが、給与明細はいまだにもらっていないし、打ち合わせ交通費など、ほんの数百円の出金清算も後回し。例の新規事業に振り回された挙句、これは持ちこたえられないとハッキリわかったのが今週。


次の給料は4日後、7/1だが果たして出るのかどうか。一度に全額貰うことは絶望的かもしれない。

「会社の音楽仕事を続けるために最低限必要な人員」から外れていることが、先週の出来事でハッキリわかっている。数名行われると思われる整理解雇を待った方が、面倒なく離れられるのではないか?でも時期はいつ?


人生の時間をこんな風に浪費するのはいやだ。