冷蔵庫に眠っていた美味

ここ数ヶ月、別の家で作業しながらついでに布団も提供してもらっている状態ゆえ、家には食材がほとんどない。坂がきつい上、近隣にスーパーとかコンビニがないこともあり、もう何も買い足さず、このままずっと明朝まで部屋に閉じこもろうと思っている。

米は1.5合しかない。あとは非常用缶入りRITZと大箱のビスコ(きのう半分食べた)、レトルト系おかずぐらい。今、米を炊いているけど、これはあとで汁かけご飯にしてもたせよう。大豆の水煮とか冷凍インゲンとかがちょびっと残っているが、料理に頭を使うと怠けてしまうから無視の方向。


でも、朝食ぐらいは普通に食べたい。おあつらえむきに、マフィン1個とキャベツ入りミニメンチカツを冷凍庫の隅に発見。しばらく自然解凍して、いつもならフライパンで焼くけど今日はオーブントレイに乗せてトースターにぶちこむ。粒マスタードと、マヨネーズと、ケチャップをかけて挟んだら、何となくおいしそうなビジュアルに。


レギュラーコーヒーを淹れていたら、意識がぼうっとしていたせいかマグカップから溢れさせてしまった。あわててダスターを探していたらマスタードのフタを床へすっ飛ばし、なんか他の色々なものもバタバタ倒してしまった。


うん。けっこういける。手抜きまくりだけど、少なくともファストフードのモーニングセットよりは良いよナ、とひとりごち。下北沢のチクテカフェにいる気分で、しばしゆっくり朝ごはん。


そういえば、あなたもこの1週間は寝不足だったんだよね。あなたのお気に入り家電、スープメーカーが気になっています。まだ給料が出ているうちに買おうか、買うまいか。


ル・クルーゼでしのぐには夏のキッチンて暑すぎるんだもの。