私的2009年ナンバーワンヒット曲とは

まだ川崎市に引っ越す前、はじめてこの町で休日の朝を迎えたとき、うすいサッシ窓の外から流れてきたのがゴミ収集車から流れてくる哀しげな単音メロディ。仕事柄、毎日ガッツリと組み上げられたエレクトロな音楽をヘッドフォンで聴き込む耳には、オルゴール音で繰り返される音が妙に心地よかったんです。

しかもこの曲、なんか変わってる。どうも単調と長調のメロを繰り返してる様子。メロディの譜割りも少し「??」。
なんだろうなんだろうと思いながも鼓膜にメロディが刷り込まれ、いつしか口ずさめるようになっていました。

で、やがて引越して川崎市民になり、数ヶ月たつわけで。
今朝、ふと思い立ち、ゴミ出しをしたあとに「ゴミ収集車 川崎 音楽」でweb検索してみました。

でたでたでた。「好きです川崎 愛の街」という曲なんだ、歌詞なんて3番まであるんだ。へえ。
でも歴史は新しくて昭和59年作。「オーケストラがやってきた」ってテレビ番組の司会やってた山本直純が作曲しているとのこと。



これこれこれ。
マイナーで始まってメジャーに転調するんだ。しかも冒頭は弱起。

拙は横浜市出身の民ですが、ごみ収集の音は何だったっけ?「赤とんぼ」だったような「横浜市歌」だったような。どちらもあったような気もするけどどうだったかしら?今は横山剣が作った曲が流れているとのこと。時代に合わせて収集音楽も変わるんですね。


あ、資源ゴミが収集された。お盆なのにありがとうございます。