フレッド・アステアみたいにステップ踏んで

ガラスの持ち物はほとんど壊れてしまい、先日、10年愛用のディスプレイも壊れ、最近はアクセサリーもつぎつぎと使えなくなっている。指が細りサイズが変わったせいか、知らない間にいくつも指輪は抜け落ちて行方不明。ネックレスも突然ちぎれてしまう。それらは決して高級とはいえないが、むかし贈ってもらったものばかりだ。


プレゼントされた古いアクセサリーがこわれるたび、それを貰った時のことを思い出そうとする。いろいろなエンディングがあったけど、それをくれた瞬間はいつも最高に愛し合っていた、はずだった。顔さえ忘れかけているけど、大事にするよとか、ずっと一緒にいようとか、甘い甘い言葉を交し合っていた、はずなのだ。


いつも校庭を全力疾走する勢いで愛しすぎてしまうお馬鹿さん。そんな乙女は、私の心にまだ胸はずませて息づいているのだろうか。


「陽の当たる大通り」
http://7andy.yahoo.co.jp/cd/detail?accd=C0944140#audition