電波に飲まれて涙に浮かんで

フワフワで天使みたいな服をいつも着ている深キョンに似てる女の子と、横丁で甘いお酒を何杯も飲みながら何時間も話し込んだ。メインは痛いイターイ乙女のコイバナだったけど、合間にもれる彼女の価値観のあちこちが私のそれと似ていて、ちょっとびっくり。アイドルと話が尽きないなんて光栄に思う。


彼女の夢は「保健室の先生になること」。これ、実は私もかつてそうだった。そしてご母堂はこれまた私の母と同じく学校給食員。私は途中でそれをあきらめたが、彼女は大学に合格し、夢に向かってしっかり歩んでいる。偉いなあ。すごいなあ。アタシにはできなかったことを。


頭がよくって気配りができて可愛くて。なのに君が「だめんず」系恋愛女子だなんてもったいなすぎる。まったくの他人だけど、幸せになってほしいと家族のように心配してしまう。でも、あれだね。


話に夢中なのに、その合間に携帯をついチェック、あなたもわたしもお互いサマだね。