ヘルスとキャバクラの町は更けて

新卒で2年そのあとすこしおいてまた2年大雨のたび決壊する目黒川をはさみ20代セイシュンの平日を五反田で過ごした面影は駅改札と東急ストアとそれをつなぐ歩道橋ぐらいなものか。

フランスワインのまずにいられない。暖房のきいた店では、よく冷えた白ワインがうまい。

来月に控えたライブの下見と懇親をかね、立ち飲みビストロ「葡萄酒」へ。大学生にさえ見えるサラサラ髪のベイビィフェイス店長は元々ドラマーだったらしい。下北沢近くに住み、いかにも青春謳歌真っ最中みたいな雰囲気だが、彼は確か妻帯者。勤勉かつ美しい男子はことごとく早くスミがつくようだ。