ケイコさん や マナブくん

肉体と時間と音のぶつかりあう迫力と演者から飛び散る汗の匂いと厚着して遠出した観客のセーターでむれる汗の匂いとがゴッチャマゼに沸きたぎりレンガ倉庫の天井まで水滴がつきそうな勢いで蒸化した横浜のアツい夜。

ドライビールのまずにいられない。ふだん、コンテンポラリー・ダンスなど観賞しない拙だが、招待券が偶然手に入ったので、「イスラエルダンス・ナウ」を赤レンガ倉庫まで出向いて観た。イスラエルの踊りといえば伝統的フォークダンスと思ってしまうが、これはモダン・ダンスだった。

可愛らしさとグラマーな肉体を持ち、子宮的な創作世界をもつレナナ・ラズ女史と、コミカルながらも深い洞察力を感じる演目(歌もうまい)を自ら振り付けし踊るサハル・アジミ氏の2プロジェクト。素人ながら圧倒され、また(もう一度観たい・・)と思わせるサムシングを感じた。

http://www.yokohama-dance-collection-r.jp/israel/workshop.html