ニ長調とト長調

土曜日はテルミン定例レッスン、そして翌日曜日がライブ。いずれも持ち曲は「星に願いを」なのだが、レッスン用の伴奏カラオケとライブ用の伴奏カラオケはまったく違うものだ。


レッスン用のキーはGメジャーで、途中で転調したり本筋と違うメロディラインが入っていたりと起伏に富んでいる。ロムチアキ師匠に毎回ちょっとずつ表情づけや弾き方のアドバイスをもらって形づくっていて、もう1ヶ月以上そのバージョンで練習してきたが、なかなかにむずかしく、もうちょっと失敗しづらいバージョンでいきたいナアと思っていた。


するとレッスン仲間の一人が、「これはどう?」と、転調のないバージョンを持ってきてくれた。レッスン用よりジャジィでゆったりしたリズム。これがいい、とありがたく頂戴し、先週から練習しているのだが、これはこれでまた難しい。


ライブ用音源のキーはDメジャー。テルミンはアンテナを中心として、波紋のように均等な音程変化がある楽器なので、本来、移調はすごく簡単。だが、どうもなんかひとつうまくいかない。いくら練習しても、微妙にオンチになってしまうのだ。ルートの位置(メロディを弾くヘソとなる場所)がまだ把握できていないから、と原因を分析しているが、これをあと1日で矯正できるんだろうか? 心配だ。