流動食とはちと違う

izumi_yu_ki2006-08-11

あついあつい盆休み前の昼に最寄コンビニのショーウインドウはほとんどカラッポ仕方ないから246沿いのアスファルトの反射光手で避けながら2軒目にたどり着くもやはり弁当類は品薄でまたまた茹だる246沿い歩き3軒目に向かう途中突然ちがう衝動に駆られ路地裏の食堂かけこみごはん大盛りの超甘口かあさんカレーをどさどさ飲み込みハッと我にかえり後悔失意ガックリの中とぼとぼ帰る途中で。

お豆腐やさんの豆乳のまずにいられない。


だってカレーの具はほとんどタマネギ。あとは豚肉がほんの一切れ。まるっきり「大盛りごはんを流し込むためのソース」状態のものを、暑さでボーっとしていたもんで、あろうことかウッカリ完食しちゃった。炭水化物に片寄ったドカ食いほど太るものはない。

あぁ、また太る。いやそれより栄養がいけない。今週とくにロクなもん食べてないからさすがに心配になった。だからって豆乳ひとつ飲んだだけで良くなるもんでもないんだけど、でも(食欲の海に)溺れる者がワラをつかむ思いで、いつも素通りする豆腐屋の軒先をくぐったのだ。

豆腐屋さんの豆乳はビン入りのとテイクアウト用プラカップのがあり、カップのが10円高い。もったいなかったけど、その場で飲み干せる自信がなく、カップ購入。豆腐つくる水で冷え冷えに濡れた手から釣りをもらい、日陰をさがしてフタを開ける。

新鮮な豆乳は、溶けかけのアイスみたいなクリーム色。口に含むと、そのまんま豆腐の味。いや、豆腐より主張が強いかもしれない。うまい。とってもうまい。紙パックのより全然うまい。200mlを一気に流し込んだら、口の中に豆の香りが残った。青く涼しい残り香。なんか、デトックスな気分。