たかが卵されど玉子
いたみやすい時期にはシンプルにいこう買いたての卵ふたつ鍋に入れ着火沸くまで洗面所などに立ちて頬の肌理など確かめてたらぐーらぐーら怒り立つ熱湯の音にあわてて火を弱めしばらくして菜箸でひとつ取り出したらコロリボタリと床につぶれ哀れ潰れ半熟茹で卵。
やわらか卵をのまずにいられない。あまり慌てたもので水に漬けるもそこそこに殻を剥きはじめた。身がくっつき、ぐずぐず崩れ出す。かろうじて裸にして塩ふりぱっくりと一口。かなしいほどカンペキな茹で加減。
弁当には、もうちょっと固めに茹でて二つ割にして塩ふって。きんぴらごぼう(まだ大量にある)とベーコン(クルクル巻いて目先を変える)といんげんお浸しと小魚佃煮。ごはんの上にはおとなしくふりかけと梅干、だけにすればいいものを、大根のはちみつ酢漬けを思いつきでプラス。が、フタを開けた時にあやしい匂いがしてあまり美味とはいえなかった。酢漬けより塩もみのがよかったかも。また、自家製ふりかけもそろそろ賞味期限を越えている様子。
そろそろ新しいおかずを作らなければ。そろそろ揚げ物が恋しいなぁ。コロッケ食べたいナリ。