スーパーには魔物が棲み、冷蔵庫には呪文が詰まってる

izumi_yu_ki2006-04-20

下北沢のスーパーオオゼキにいちどハマると小悪魔にせっせと貢ぐ中年男のようにだらしなくなるよ1000円以下30分以内と決めて香菜の大束目当てでゆうべも足を踏み入れたら煌く半額シール貼られたコロッケと包菜とプチトマトと二十日大根がいつの間にかカゴに収まりドリアンのド臭い匂いに促され缶チューハイ4本まで突っ込みさらに298円8束パックの青ジソまで買いそうになり。

ハイリキのまずにいられない。新製品を試しても結局これに戻ってしまうんだな。

値札をよくよく見れば、他のスーパーより高い商品だってあるのだが、新鮮で多彩な野菜たちが入り口から手招きするもんだからついつい、ついつい。今回も1300円。嗚呼オーバー。

辛うじてひとつにまとまった袋(いつもは両手がふさがり鞄もパンパンになる)を持って帰宅し冷蔵庫を開けると、前回の“オオゼキ参り”で買った野菜がまだ残っていた。使いかけの野菜って忘れちゃうんだよな。あと使いかけのブロックベーコンとか。

で、新旧とり交ぜ、おかずの下ごしらえをしたところで睡魔到来。そのまま夢魔にとっつかまって朝。はれぼったい体を起こして台所に行ったらアラ不思議、それらのおかずが詰まった弁当が。ウインナ、コロッケ、ちゃんとヘタを取ったプチトマト、茹でポテト&インゲン&小松菜。どうやら“親切なこびとさん”が早朝にコッソリ作ってくれたようだ。ありがとう、おなかいっぱいになったよ。今度出てきてくれた時には、小松菜は醤油と鰹節で味をつけてね。ポテトにはケチャップをつけてね。