サンドウィッチは裕福な食事

米が週末で切れたが自分のゼンマイまで緩みきってしまい外出もせず玄関先に届いたままの本棚もあけることなく通信販売のインターネットバンキング支払いだけすませて土曜日曜をぼうっとやり過ごしてしまい材料不足なので仕方ないサンドウィッチでも持っていこうと間に合わせのコンビニパン超熟6枚切の袋などぱりりと引き裂きトースターに入れたところまでは良かったが。

カルディのジャスミン緑茶のまずにいられない。ちと値が張ったが、高いものはそれなりにうまいし、茶葉の開く様子がエレガント。安いものだと抽出後の姿までお安い感じ。

で、冒頭の続き。パンは2枚焼き、半分は100円ローソンで手に入れた「パン工房ベジタブル＆ビーンズ」を、もう半分はアーモンドペーストを塗る。いざカット、となって災難が我が身に降り注いだ（おおげさ）。

拙宅の台所はたいへん狭く、まともな作業スペースをなかなか取れない。本日もおかずやタッパ、食器水切りザルで満杯。それでも切らねばならぬぅ、と炊飯器のRつき上面やシンクの中、コンロの上にまでモノを逃し、辛うじてまな板をシンク横に置き、どうにか切った。

さあやっと包めるぞ、とシートを取り出したらアラララらららら終わっちゃった。じゃあアルミホイルで、と取り出したらこれもアレレレれれれ終わっちゃった。さあどうする。曲げわっぱやタッパなどありったけを出してみたが、どれも食パン縦横4つカットのサンドウィッチはサイズが微妙に合わない。真四角のタッパならばと試したが、これも半分、2切れしか入らない。結局半分だけ四角タッパに入れ、残りをチビチビのアルミホイルでぎゅうぎゅうと強引に包もうとした。ビリと破れ一切れ床に落っことした。パンをパンパン叩いたあと見なかったことにして、再び強引にホイル包み。

結果、すこぶる貧相な食事なれどパッケージだけは豪勢三段重ねサンドウィッチ重となり、愛用の袈裟カバンはボールのようにまん丸になってしまった。おまえこれピクニックかよ、とひとりでこっそり苦笑しつつバス停まで小走りしたら、みごとおかず（空心菜ベーコン炒め、新じゃがとゆで卵、そらまめ）が1回転。あぁあ月曜日からついてない。

サンドウィッチを作るときは十分な作業スペースとパッケージ、できれば専用のサンドウィッチ用ケースが必要だと痛感した。まったくぜいたくなものだぜ、ベイベ。