霧雨のなか疾走する乙女たち

izumi_yu_ki2006-04-11

松陰神社前でトレンチコートの女子とずんだれ格好の女子が同じ交差点で待ち同じ方向に歩きてんでに迷いほぼ同じタイミングで到着した先は乙女には不似合いな灰色の古い豆腐型ビルヂングで再び迷いつつ2階にのぼりやっと別れの時貴女は右の窓口に私は左の窓口に。

「スプリングウォーター」のまずにいられない。この広口角ビンのフォルムに惹かれ今日も買ってしまった。飲み干したら給湯室の水道水入れて飲むもんね。

もうほとんど残っていない貴重な有休を半日遣い、長年の義務放棄生活に区切りをつけるための一歩を踏み出す(おおげさに言ってみた)。まずは生涯どんぐらい国民年金払ったか知るため区役所へ。すると「保険事務所のほうに行ってください」と地図を渡された。過去の厚生年金加入履歴などは区役所では見れないと。事務所に向かうが、途中井戸端中のおばちゃん(短髪パンチ人相貧相)にはまるっきり逆走な方向を教わるし、雨はどんどん降ってくるしで、よれよれになりながら数十分後にやっと到着。早速データを出してもらい、遡れる分からの振込用紙をドッサリ受け取る。厚み、軽く1センチ。これが義務放棄の厚さ・第一章。

赤貧な状況にせめてと思い、昔の通帳の残高を引き出そうと三和銀行の通帳を持ち第一三菱UFJ(正式名なんだっけ)に行ったら「ここはもと第一勧銀なので、もとUFJのほうに行ってください」と再び回され。ぐだぐだになりつつ他銀行に行って30分かけて手続きしたところでモウ疲労困憊。最後の仕上げにせめてもの労いを自分に、と、5年ぶりの整体院。時間を大幅にオーバーしてもらってぎゅうぎゅう揉まれ、膝にゴンゴン電気をかけられ、ガチガチになった体がやっと人間らしくなった。

そしてもう仕事。ローソンで年金支払いとともに買ったデリランチセットを掻きこむ。ペペロンチーノと揚げ物、消化が悪そうな分、夜中まで腹持ちしてくれるだろうと期待。