とんかつ気分な月末に

コンビニのサラダも品薄。薄切り肉に大葉と梅干を挟んだというミルカツ弁当は、電子レンジで温めたのが大失敗。ぐっちゃりして、ソースと衣の味しかしない。あぁあ。

美味なとんかつを探し、小遣いはたいて店を回っていたことがあった。しかし、どこの店もそれほどまずくはなく、格別にウマイともいえず。池波正太郎のエッセイに影響されて目黒の「とんき」にも行ったが、二十歳の小娘には、ウエイトレスの絶妙なサーヴィスを堪能するには早すぎた。老舗の雰囲気にビビったし、香ばしい衣と肉の間に隙間があるのがちょっと許せなかった。いま行けば印象は変わるかもしれない。

今のところマイベスト・フェイバリットとんかつは、横浜馬車道の「勝烈庵」の串かつ定食。ここので天敵のネギのフライが食べられるようになった恩があるし、横浜時代の思い出がぴりっとスパイスになっているので、拙にはいちばん。