草原のさざめきにも似て、異なるサワサワ

izumi_yu_ki2005-11-09

片杖さえも面倒くさくて部屋ん中を杖なしで歩き始めたら時期尚早だったらしく膝の皿の上あたりが鈍く痛みやや熱さえ帯びておりドウドウと手のひらで皿周囲を撫でさすると患部を護るがごとく動物の毛並みが膝に生え。

1リットルパック・お得なレモンティーのまずにいられない。ぅ甘くてすっぱいレモンティーん♪(サンハウスバージョンで)。弁当は、一昨日の切干煮とウインナー。粗食だが、ま、これでいいのだ。

骨のつきや組織の治りよりも、治りたい気持ちのほうがいかにも先行しているようだ。足を甘やかしてはいけないが、痛くなるほどするんじゃないと言われているが、リハビリの加減がよくわからない。現在、片松葉で外出時だけギプス着用だが、すでにギプスなしで歩いても支障はない。家で巻き、会社でほどき、また会社で巻いて家に帰るという手間がまどろっこしいので、いっそギプスなしで通勤したいと思っている。

が、杖をつきそこねると踏ん張れず転びそうになる。それに最近は膝の骨がちょっと痛いと感じはじめた。リハビリを始めた直後は、筋肉のこわばる痛みや不快感ばかりだったが、膝の稼動域がなかなか向上しないせいで、あせって徒歩などの運動量を増やしてしまっているのが良くないのかもしれない。いかんなぁ。

できるだけ風呂でよぅく膝を温め、風呂あがりに消炎剤をマッサージするようにていねいにすりこむのが日課。昨夜、しげしげと足を見たら、左膝の上にムダ毛がたくさん生えていた。明らかに右膝よりも濃く、そして多い。さっさと剃ってしまいたいが、治るまでは、このままでもいいか。

左の膝頭をそっと撫でてみる。サワサワとビロードみたいな手触り。手のひらをくすぐられる感触は、まるで自分のものではない感じ。傷ついた丘を護る我が体の摂理に、かるく感動を覚えた。