タイのカレーと感傷旅行
おそく起きた休日の昼は駅前のタイ料理屋で大汗かきながらタイカレー食べるが一番のオメザ。
モルツのまずにいられない。辛いモンにビールは激しく合う。合うのだが余計に辛さが増すようで、内心身もだえしながら食べ続けた。食後、ぐったりと横たわりたくなり、隣のインターネットカフェに飛び込み、ついでにこのブログも更新してみたりして。
拙のシグマリオンでは聴けないネットラジオを、ここぞとばかりにかけてみる。「kiki kirinji」の最新プログラムをかけながらテキスト書いてたらいきなり、泣きの入ったオルガンの音。キリンジがチョイスした「タイ・フォン」の曲だった。恐らくキリンジ兄弟“堀込兄”の方が選んだものなんだろうけど、1970年代のフレンチ・プログレまで聴いてるんだぁ、へえ、ってちょっとびっくり。さすが音の雑食家。
ラジオによれば、“堀込弟”のソロバンド「馬の骨」が11月にやるライブのメンバーに、ギタリストの松江潤が参加するらしい。彼は、拙の昔の恋人が組んでいたバンド元メンバーで、古い古い知り合い。名前を聞いたとたん、ショルダー・キーボードとかMTRとか、彼に貸しっぱなしのものを思い出した。今さら返してもらっても古すぎて使えないしデカいし困るんだけど、声ぐらいかけてみたい気もする。しかし、覚えてるかなぁ。
胃の中のカレーが、一瞬、辛さを増したように思えた。