初恋の、イシイくんとマルシンくん。

izumi_yu_ki2005-08-05

節約中の身なれど日が暮れると喉に受けたくなるアノ刺激それは家ん中じゃダメなんだ外じゃなくちゃダメなんだ人に注がれなきゃダメなんだひとりじゃやっぱりダメなんだ。

黒ホッピーのまずにいられない。蒸し暑い夜にはモー辛抱たまらん。

駅前で飛び込んだ居酒屋は、あいにく冷房故障中。天井から氷たっぷり盛ったザルがぶら下げてあり、横から扇風機で風を当てている。これ、効果あるんだかないんだか。でも、かえってそのヌル暑い感じが泡立つ酒を、余計においしくする。

1杯目は黒ホッピー・氷なし。2杯目は黒と白を頼み、氷も入れてもらってチビチビとハーフ&ハーフ。うまい、うまい。水なすにかぶりつき、小鯵のから揚げを頭からバリバリ頬張る。ふまひ、ふまひ。

ほろ酔い気分の帰り道、ジュースを買うためコンビニに寄り、何気なく弁当やおかずの棚も点検しちゃったりしてたら、「イシイのハンバーグ」が目にとまった。イシイのハンバーグは、小学校の頃の拙のおやつの定番だった。ちっちゃい鍋に水とレトルトを入れて火をつけ、沸騰してから3分。電子ジャーからご飯をよそい、アチアチアチとソースごと皿に乗っけて食べたっけ。

似たようなものでマルシンハンバーグがあったけど、これにはデミグラスソースがついていなかった。子供の舌には、こってり甘辛いほうがおいしく感じられるもの。だからもっぱらイシイくん。昔はチキンとビーフとポークがあったような気がしたのだが、今は1種類だけなのかしら。

翌日の昼は、その衝動買いしたイシイのハンバーグと、冷蔵庫のおかずたち総動員。コッテリ。お肉たっぷり。こりゃ男子高校生の弁当だなぁ、と、フタで中身を隠しながらひっそり、もそもそ。