ひとりの自由とひとりの不自由

朝、細のり巻きひとつ、豆乳。
昼、立ち食い蕎麦屋で梅おかかそば。
夜、えびとセロリの炒め物、酒。

ひとときよりだいぶ食べる量が増えたように思える。でもやはり食べることへの
罪悪感は根強く、たくさん食べた夜には後悔の夢をみる。
昨日の夜は初めてジンギスカンをたべた。ラム肉はクセがなく食べやすい。
ウーロンハイをあけながらタマネギや野菜を中心に食べる。米の飯は食べずに。
二次会のカラオケボックスに入ったあたりで、好きな人から「もう電話しないで」と
縁切りのメールがはいり、その後、何をうたっても泣いてしまった。
どうした、泣くなよ、と友人に言われても止まらなかった。大丈夫、と言いながら泣き歌い。
そのまま(どうやらハタから見れば普通だったらしいけど)なかば気を失い、
気づいたら風呂に入ってボーっとしていた。
てっきり自宅に戻ったと思っていたが、どうも友人宅に泊まってお風呂をいただいていた
模様。おや、うちはユニットバスだってのになぜ便座がないんだろう?とか本気でボケてた。

その後、マカディアが入ったグラスを握りしめながら眠ってしまい、気づいたら翌日だった。
からだはポッポと暖かく、吐く息はケモノくさかった。これがラム肉の後遺症。

今夜は、ひとりで簡単な料理をつくって、ワインをあける。
ゆでたエビとセロリを買ってきて、パスタソースで炒めて食べた。安い「うれしいワイン」の
ロゼをごくごくのみながら、それをつまんでいる。なんにつけても、ひとり前のツマミって
作りづらい。好きなモノ、なんでも好きなように作れるけど、食べきれない。
モッタイナイ、と食べきってしまったら、太ってしまう。いやだよ。

就寝前に「黒酢梅酒」を一杯。
駅前のスーパーでみつけた、最近のお気に入り。